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1000

 気が付けば大分前だが、このアカウントでの記事の閲覧数というのかは定かではないが、とにかく千回ほど人の目についたらしい。感謝。おそらくほとんどがクリックしては直ぐにタブを消したに違いないが。
 とはいえインターネットの力の凄まじさを実感した。1000。こんな訳の分からないアカウントがやれ毎日投稿だ!等の一切の向上心はなく、何なら八月はウィッチャー3というゲームしかしていなかったので、このサイトどころかそもそも文章というものを書いた覚えがないというぐらい気まぐれで更新している文章でさえ1000も見られるのだから、そりゃあもう今となっては過去になりつつあるがスシローの彼は炎上するなとも思った。障子に耳あり、壁に目あり、インターネットに人ありということだろうか。うん。全く上手いことが言えていない。
 1000という数字は実際改めて考えると恐ろしい。インターネットもなかったころに文章を人目につかせようと思ったら、途方もない労力がかかっただろう。しかし今はワンクリックで出来る。読んでくださいと走り回る必要はどこにもないし、そもそもそこまでして読んでもらおうと思えるほどのことなど何も書いていない。
 1000はもうインフルエンサー御用達みたいなこのサイトにおいては大したことないし、僕もそう思う。しかし言い換えれば、こんなアカウントでさえ1000見られるというインターネットの恐ろしさを感じずにはいられない。そりゃあ人気者は皆どこか精神をやられてしまうだろうなとも思った。俺もいつか悪口を言われたら、某配信者のようにDiscord来たら許してやるよと吹っ掛けてしまうぐらい精神がおかしくなるほどの注目を浴びてみたい。
 しかしこう宣わってはみたものの、一切の向上心は持ち合わせていないので、ゆるゆると文章を書くことが続けばもう一つの達成と思ってやっていけたらな良いな。何せ八月は一行も書かなかったから、少しはまた文章を書くことに時間を割いていきたい。もうリヴィアのゲラルトとして生きていたあの夏とはお別れして、自分と向き合わなきゃいけないと、少しづつ涼しくなっていくこの季節に教えられた。
 
 

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