わたしのTOEIC変遷と対策

最近はコロナの影響で受験者数に制限があるのか、受験できない人や遠隔受験が多くなったようで話題になっていますね。私は国外なので受験はしませんが、先日このコロナ禍で日本のTOEICがしばらく中止になっていたことで、先日#TOEIC公式みんなで模擬受験というものがあり参加しました。

スコアはリスニング(L)が92/100、リーディング(R)が95/100で推定スコアが910~955点でした。

私は2018年の5月に一度受験しており、その時のスコアは910点でしたので、あまり変わっていないのかもしれません。

・最初の受験
10年前くらいから数回受け続けています。

最初の時は、カナダにワーキングホリデーに行き、そこで語学学校に入学し、その学校でビジネス英語のクラスから参加するために600点以上が必要とのことで受験してみたら650点でした。当時英米文学科だったのですが、リスニングは聞き取りに苦労しわからない問題多数、リーディングも意味がわからないものも多く、そして時間にも追われ、塗り絵(問題を解かずに適当にマークすること)をしていました。

ちなみに、それまでの英語の試験は、中3で英検三級、高校で英検準二級と二級を取得しました。英検はリスニングが当時2回流れるので、TOEICの一回だけ再生というのにかなり焦ったのを覚えています。

・ワーキングホリデー後の受験
最初の受験から一年後に受験した時は745点で約100点UPしていました。

が、当時を思い返すとやはりまだまだ理解できていない箇所もかなりありましたし、時間通りには解けていませんでした。

リスニングも聞き取りは海外生活のお陰でだいぶできるようになったものの、パート4などは聴いているのがしんどく、設問を追うのに必死でした。

そこから2カ月に一回ほど受験していましたが、700点台を行ったり来たりして、良くても780点など、さほど進歩していませんでした。当時の勉強法は、TOEICの単語集をやっていましたが(とはいえ頭にあまり定着していなかったです)、4・5回受験したところで、一度TOEICから離れました。

社会時になってからも、仕事でたまに英語対応などはしていましたが、自分の英語力が上がっている実感はありませんでした。週に一度英会話にも行きましたが、あまり勉強はしていませんでした。

ただ、当時読んでとても為になった本が「日本人の英語」という本で、英語の感覚と言うものを掴むのにとても役立ちました。


日本人の英語 (岩波新書)

・香港に引っ越し
夫の香港駐在に帯同し、同時生後3カ月の息子を連れて引っ越しました。

新しい環境に、全く知り合いも友だちもいない環境で、日本人が多いマンションに住んでいましたが、当時の私はとても人見知りで、「ママ友って怖い」という印象も何故か持っていて友だちが全くできないまま1カ月ほど過ぎました。

香港は英語が通じるとはいえ、メインは広東語です。生活する分には英語で困りませんが、なかなかのアウェイに流石にホームシックになっていたところ、同じくらいの月齢の赤ちゃんを連れた中華系アメリカ人ママさんにエレベーターのなかで会話をすることができ、そのきっかけで英語でのお友達が一人二人と増えていきました。気づけばPlaydateをするメンバーはヨーロッパやタイ・シンガポール、香港等のお友達が増えていました。日本人も英語を話すママさんたちと交流することができ、英会話の機会が圧倒的に増えました。

(日本では現在オンライン英会話などがとても増えていますので、そのような機会を使うと同じように英会話の時間を作ることができると思います。)

香港に来て二年目の年に、現地でTOEICを受けてみました。その時の点数は875点でした。((L)465(R)410)その際は、知人にお勧めしてもらったTOEIC専用の模擬テスト問題集を子どもが寝ている間に解き、間違えたところを復習していました。このBarron'sの問題集は、解説が全て英語なので、英語を英語で理解するのにとても勉強になりました。


・香港5年目
とはいえ、そんなお友達も駐在が多かったので、どんどん帰国していきました。この頃には息子は日系の幼稚園に通うようになり、お付き合いも日本人の方々が多くなりました。英会話はあまりできていませんでしたが、子どもたちに向けておうち英語を毎日30分はやっていたことと、TVは英語チャンネルを観ていたので(英語字幕)、リスニング力の維持に努めました。(というか、当時NHK以外ニュースは広東語が北京語または英語の三択だったので、必然と住んでいるところのニュースは英語で観ていました。)

そして再度受験

910点(L)445点(R)465点と、リーディングが上回りました。

これの要因を考えていたのですが、やはり日常的に請求書や契約書、マンションからの告知分など色々な英語の書類に触れた期間が長かったこと、わからないことを当時香港の英語のSNSの書き込みから情報を毎日得ていたことが良かったと思います。

また、この910点を取った時は、試験前の一か月は毎日最低2時間勉強していました。この時はBarron'sではなく日本のTOEIC公式問題集で模擬を解いていました。当時子どもたちが2歳と4歳だったので、上の子が幼稚園に行き、下の子が昼寝をしている2時間を問題演習、覚えたい単語を紙に書き出して壁にはったり、アプリを使って少しでも時間のある時はパート5などの語彙や文法問題を解いていました。

まとめ
TOEICは、英語力はもちろんですが、問題を解く効率と集中力も必要になってくると思います。2時間という長時間の試験ですが、リスニングは音声再生が一度のみ。聞き逃したら全く分からなくなります。また、音声を聞いて、関連する3題の問題を解くパート3と4は、私は音声を聞いてから設問3題に取り掛かるとそこで考える時間を使ってしまって、一つ引っかかるとそのあとの問題が始まり、聞き逃したりして、自転車操業のようになってしまいます。これを解決するのに、パート2が終わった段階ですぐにパート3の設問を読みます。読んでから聞く。すると「何を聞かれるのか」予測ができるので、それでもかなり忙しいですがなんとか90/100以上は毎回模擬でも取れるようになっていました。そういった意味で、模擬形式の問題集はとっても役に立っており、おすすめです。

今回はざっと私のTOEIC変遷と、やっていきた対策をご紹介いたしました。今から思うと、前は真剣に取り組んでいなかったので、ここまで来るのにかなり時間がかかっていると思いますが、いつか満点を取れるようにこれからも頑張っていきます。

また、役立った問題集や本など、ご紹介していければと思います^^

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