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家族だからわかりあえないこと

少し停滞していて、こういうときに文章を書くのは正直どうなのかな、と思うところもあるんだけど家族の話。

去年実家に戻ってきてちょうど一年くらいだけど、やはり一緒に暮らすのは難しいとなって一人暮らし再開を目指して部屋を探している。

私は統合失調感情障害という病気を持っていて、統合失調症に加えて気分の浮き沈みがあるのが統合失調症感情障害。

両親と暮らして色々と世代間ギャップや価値観の違いがしんどくて、私はどうしても生活リズムが崩れがちで、両親はそれを受け入れられなくて、もう一緒に暮らすのは無理だと思った。

多分親なりに我慢してることはあるんだろうけど、私が精神障害を持っていることに対して配慮がない。それくらい出来るやろ、とひたすら根性論。きょうだいからみても私には当たりが強すぎると同情されてしまった。

金銭的には全然余裕がない。
でもそれでも離れないと私の心身が守れない。

厄介なのは私の母親は看護師で、生半可に知識があるので治療方針に口出ししてくるのだ。薬飲みすぎちゃうとか。十年前の入院時の処方で私が急激に体重増加したことに関して、あのとき私が止めていれば副作用が出ることはなかったとか入院時の面談で話して場の空気を凍らしてしまう人なのだ。

前の主治医とも意見は衝突してたし、ケースワーカーに勝手にコンタクト取って私の人生をコントロールしようとする。

もう無理だと思った。
私は自分を守りたい。

一緒に暮らして親が年取ったなと感じることはある。この先介護の必要が発生して右往左往するより同居してたほうがいいんじゃないかと思うことは少なからずある。

でもそれは自己犠牲だなと思う。

だって私が病気を持っているのだから。
そして私が病識があることによって自ら治療を受け、家族はほぼノータッチなのだから。

入院するときも自己判断で自分で治療費払って、家族には事後報告で、三ヶ月に渡る入院中親は一回も面会に来ず、あんたまだ入院してんの?という反応しかしなかったときもある。

それなのに文句だけ言ってくるのには、もう本当愛想が尽きたというか、私何もここで頑張らなくてもいいよなと思ったのだ。

正直なところ、病気のしんどさはずっと付き合っていかないといけない。
家族もいつまでも元気でいるわけではない。

でも、それでも自分のために生きること。

それは誰にも後ろ指差されるようなことではないから。
自分の人生を自分で切り拓いていきたいと思う。

#闘病記 #統合失調症 #統合失調感情障害

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