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さすがにCDが収納しきれなくなっていてどうしよう。

安眠妨害水族館にてレビューした音源数を数えたところ、4,000件を超えているようで。
最近はデジタル音源も増えてきたし、現物を手放したり実家に置いてきているものもあるのだが、それでも相当な数のCDがあるということだ。

そこで頭を抱えているのが収納問題。
似たような趣味の友人・知人に聞いてみると、売れるものは売って適切な在庫量をキープしていたり、特に気に入っているものだけ棚に入れて、残りは押し入れに、なんてのが多くて、強者になってくると、専用の倉庫を借りていたりする。
僕も当初は、要らないCDは売る派だったのだけれど、記憶力のキャパシティを超過してしまい、何が手元にあって何がないのか覚えきれなくなってきた。
クレジットを確認したい、歌詞の表記を調べたいと思ったときに現物がない、買い戻すにもプレミア価格、ということも起こってきたので、基本的には手放さない方針でここ10年はやってきている。

そんな経緯があるので、求めているものは検索性。
なんとなく多数派と思われる、1軍、2軍、3軍に分けて、1軍はレイアウトして2軍は収納棚、3軍はカラーケースで押し入れに、とやってしまうと、結局、何をどこにしまったかが把握できなくなってしまうので、壁面収納を7台用意して、分け隔てなく五十音順に並べている。
CDが溜まってくると、これはあ行、これはた行、と仕分けしつつ、同じバンドのCDは発売順に詰め込んでいくという作業は、CDショップの品出しみたいで楽しいことでもあった。
何も考えず、機械的に出来るのも、余計な脳のリソースを喰わなくて良い。

さて、それでも限界が来てしまった。
見て見ぬふりをしていたけれど、もう無理だ。
ギチギチまで詰めても、もう入る余地がなく、ここ1年で購入したCDは、入りきらずにPC付近に平積みしてある。
それすら、今にも崩れそうなほどになっているではないか。
昨今、地震が心配な部分もあるので、なんとかしたい気持ちはあるものの、都内住みの悲哀として、自宅に広大なスペースなど存在せず、無尽蔵に壁面収納を置けるわけでもない。

そこで考えた。
ここの隙間を、うまく使えないだろうかと。

見やすいように縦に並べてはいるものの、ここにも実際はCDが何枚か入ったりする。
なんとかここを活用できないだろうか。
なんなら、棚板の厚みももったいなくないか?
これを外せば、更に隙間が広がるはずだ。

ナイスアイディア。
これはいけるぞ。
外せる棚板を外し、五十音順がぐちゃぐちゃにならないように横に並べていたCDを、縦に並べていくことにする。

よし、まずはラ行が完成した。

・・・ちょっと思っていたのとは違うな。
これ、平積みじゃんね。
しかも、この高さで平積みにしたらやばいレベルでの平積み。
パッケージによっては大きさが少し異なるから、積んだCDのタワー間に微妙に隙間が出来てしまうのも気持ち悪い。
扉があるだけ、地震への備えとしてはただの平積みよりはマシだろうけど、これが僕が目指した収納かというと、なんとも言えない気持ちになる。

もはや、元に戻すのも労力が大きすぎるので、しばらくはこのまま。
結局すべては入りきらなかったし、なんだか悩みが増えてしまった。
あとは、壁面収納を増やせる広い家に引っ越すしかないのだが、宝くじが当たるのはいつになることやら。
まず、買うところからはじめないと。

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