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ミステリー小説を中心としたノベルレビュー
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記事一覧

【ミステリーレビュー】名探偵のままでいて/小西マサテル(2023)

名探偵のままでいて/小西マサテル 放送作家として知られる小西マサテルの小説家としてのデビ…

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【ミステリーレビュー】リピート/乾くるみ(2004)

リピート/乾くるみ タイムリープ+ミステリーの代表作とも言える、乾くるみによる青春ミステ…

魚がとれた
2週間前
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【ミステリーレビュー】神のロジック―次は誰の番ですか?/西沢保彦(2021)

神のロジック―次は誰の番ですか?/西沢保彦 2003年に発表された「神のロジック 人間のマジッ…

魚がとれた
3週間前
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【ミステリーレビュー】法月綸太郎の消息/法月綸太郎(2019)

法月綸太郎の消息/法月綸太郎 シリーズ第一作目から30周年、"法月綸太郎"シリーズとしては現…

魚がとれた
1か月前
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【ミステリーレビュー】十角館の殺人(アフタヌーンKC)/綾辻行人、清原紘(2019)

十角館の殺人(アフタヌーンKC)/綾辻行人、清原紘 1987年に発表された綾辻行人の代表作「十…

魚がとれた
1か月前
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【ミステリーレビュー】恋恋蓮歩の演習/森博嗣(2001)

恋恋蓮歩の演習/森博嗣 "V"シリーズ第六弾となる森博嗣の長編ミステリィ。 内容紹介 解説/…

魚がとれた
1か月前
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【ミステリーレビュー】変な家/雨穴(2021)

変な家/雨穴 映画版の公開も決定している、ウェブライター雨穴による不動産ミステリー。 内容紹介 解説/感想(ネタバレなし) もともとはWEBメディア記事として公開されていたルポルタージュ風のホラー・ミステリー。 WEBメディアに出ていた時同様、"筆者"と登場人物の会話を主体に物語が転がっていく作風で、一般的なミステリー小説とは異なる趣である。 YouTubeでも公開されており、小説版はその続編も含めた完全版という位置づけか。 文庫では250頁程度で、文字のフォントも大

【ミステリーレビュー】ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾(2020年)

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾 2024年に「ブラック・ショーマンと覚醒す…

魚がとれた
2か月前
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【ミステリーレビュー】向日葵の咲かない夏/道尾秀介(2005)

向日葵の咲かない夏/道尾秀介 第6回本格ミステリ大賞候補となった道尾秀介の衝撃作。 内容紹…

魚がとれた
3か月前
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【ミステリーレビュー】推理大戦/似鳥鶏(2021)

推理大戦/似鳥鶏 世界中の名探偵が「聖遺物」を賭けた推理バトルを展開する、似鳥鶏のミステ…

魚がとれた
3か月前
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【ミステリーレビュー】准教授・高槻彰良の推察7 語りの底に眠るもの/澤村御影(2022…

准教授・高槻彰良の推察7 語りの底に眠るもの/澤村御影 高槻&尚哉の凸凹コンビによる民俗学…

魚がとれた
3か月前
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【ミステリーレビュー】英国庭園の謎/有栖川有栖(1997)

英国庭園の謎/有栖川有栖 "作家アリス"における<国名シリーズ>の第四段。 あらすじ 資産…

魚がとれた
4か月前
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【ミステリーレビュー】秋山善吉工務店/中山七里(2017)

秋山善吉工務店/中山七里 編集者の無茶振りを全部取り込んだという中山七里のホームドラマミ…

魚がとれた
4か月前
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【ミステリーレビュー】遠まわりする雛/米澤穂信(2007)

遠まわりする雛/米澤穂信 シリーズ初の短編集となる、"古典部"シリーズ第四段。 あらすじ 省エネをモットーとする折木奉太郎だったが、古典部の部長・千反田えるの依頼により、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加することになった。 十二単をまとった"生き雛"が町を練り歩く、テレビ局が取材に来るほどの伝統行事なのだが、連絡の手違いで通行予定の橋が工事中に。 このままでは開催中止に陥ってしまう。 えるの機転で祭事は無事に執り行われるが、その「手違い」が気になった彼女は、奉太郎に真相を