![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123691784/rectangle_large_type_2_a221851cc0a95342e739621bd0bbf00e.png?width=1200)
Photo by
keitafukui
遠い日の思い出
何もかもかなぐり捨てて逃げ出して
その先の街、
懐いた歳下
故郷で失くした恋の上書きに
夢中になって走る小田急
イヤホンの小さな穴から日々聴いた
「世界の終わり」
は、彼の十八番で
童貞の熱は高くて幸せで
多摩センターは夢の国だった
凍死したベタと同じほど鮮やかな
記憶の再生、訃報が押した
ありがとう
あなたの歌はこれからも
懐かしい日々きらきらさせる
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?