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食洗機のある、華々しき暮らし

前回の投稿で、社会人博士課程としての気づきをつづっていきたいと述べたにもかかわらず、今回は食洗機について語っていこうと思う。
一見関係のない内容に思えるかもしれないが、「食洗機は時間を捻出できる」という点でとても重要なアイテムだと考える。

はじめに

先日、我が家に食洗機が導入された。
その食洗機が革命をもたらしてくれたおかげで私のQOLは向上し、衛生的な環境が保たれ、研究をする時間が生み出され、偉大なる食洗機様を崇める幸せな生活が訪れたので、今日はその素晴らしさを伝えられたらと思う。

まず簡単に、食洗機導入前の我が家の状況を紹介する。

  • 週3回程度、料理をする(1回に2日分作る)

  • 可能な限り食器はためておく

料理をするのは好きだが、食器を洗うのが苦手だった。

なぜ苦手なのか

汚れの種類ごとにお湯がいいとか、水がいいとか考えなきゃいけなかったり、どれくらい洗ったらきれいになったのか分かりづらい。
それなりの時間同じ姿勢でなくてはいけないし、きれいになったと思ったら汚れを見つけた絶望感もある。
何よりも、面倒くさい

そのせいで、調理器具+食器が洗い物として生じるにも関わらず、可能な限り現実から目を背けるという事態が発生していた。
あまりにも衛生的ではなかった。
環境を変えることにより行動が変わる理論に基づき色々試したが、どれも効果はなかった。

一生をこのまま過ごしていくのかと思い始めたあたりで、私生活がままならないほど仕事が忙しくなった。
そう、博士課程に進学したのだ。

革命の時

ーこのままではいけない。
 立ち上がるとしたら、まさに今だー

シンプルにお金で時間を買うことにした。
食洗機は時間だけではなく、なんと衛生環境までついてくる。
とてもお得だ。

大きさやコンセント、水道の取り回しの確認、食器を食洗機に入れる動線の確保や綿密なシミュレーション、食洗機用洗剤の購入などを経て、2022年12月の来る日、ついに食洗機をお迎えした。

20kgを超える食洗機を手で持ち帰るつもりだったのに配送しか選択肢がなかったとか、多少のトラブルはあったが無事に家に設置することができた。

輝く白色になめらかなフォルム、確かな存在感。そこにあるだけで完璧だと分かった。
しかし食洗機の本分は置物ではない。
さくさく動作確認を終え、期待を込めて食器を収容していく。

その様は圧巻の一言だった。
シンクに広がっていた食器の山が、みるみる吸い込まれていく。
すごい。感動した。
スイッチを押して動作を見守る。
仕上がりは60分後らしい。
手で洗ったほうが早いという意見もあるが、そもそも洗わないのでメリットしか感じない。
水が吹き出る音やモーターが動く、元気な音が部屋に響く。

なんだこれ超楽しい!
noteにフォントサイズの変更機能がないことが悔やまれるほど楽しい。
文字を大にして伝えたい。

便利な上に衛生環境保ってくれてさらに楽しいとか、開発の人は頑張り過ぎだと思った。

洗い上がりに文句なんてなかった。
なんなら自分で洗うよりきれいだ。
食器の重ね方にコツがあったりするが、自力で洗わねばならない現実と向き合うことを考えれば余裕で習得できる。

ご飯を作ってる間やお風呂に入ってる間など、様々な状況で食洗機を使っている。
今のところ不満はないし、なんならめちゃくちゃ感謝していて食器洗えない人類は今すぐにでも導入したほうがいいとさえ思う。

最後に

食洗機を導入したことで、苦手なことをしなくてもいい上に自由に使える時間も増えた。
食器のセットから運転開始まで、慣れれば5分程度で行える。

この記事を読むことで、一人でも多くの迷える人々が食洗機を手に入れられますよう願う。

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