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質問の一流、二流、三流

・最初に質問の種別を伝える
  「共有」「報告」「アドバイス」「相談」→相手の聞く態勢を整える
  聞く前に何個の質問があるか伝える(3つまで)
・初対面ではその場、周囲のすぐ答えられるようなことについて聞く
・枕詞を使う
  「なんとなく」「仮に」「もし」etc→相手の答えるハードルを下げる
・抽象的質問(何かありますか?どうですか?)
 具体的質問(賛成か反対か、こう感じますが、この点はどう考えますか?)
  →使い分ける
   何か意見はありますか?
   ↓答えが出ない
   では、もう少し詳しく聞きたい部分はありますか?
・「褒める」を混ぜた質問
  ダイエット、健康
  どんなことに気をつけてますか?
  →どうしたらそのような体型を維持できますか?
  仕事のコツ
  →どうしたらそんなに早く終わらせられますか?
・バイオネーム(名指し)で質問
  あなたなら?◯◯さんなら?
・選択話法
  選択肢を提示→決断しやすい
・質問する理由を明確にする
  エレン・ランガーのコピー機実験
  1.「すみません、5枚なのですが先にコピーを取らせていただけませんか」
  2.「・・・急いでるので・・・」(理由をつけて)
  3.「・・・コピーを取らなければならないので・・・」(理由にならない理由)
 コピーを取らせてくれた人の割合
  1.・・・60%
  2.・・・94%
  3.・・・93%
・「どうしたら良いですか?」→「どうしてますか?」
・プレゼン等では興味を引く質問から入る
・2回までお願いする→連続して断るのは抵抗がある
・具体的な質問をする
 抽象的な質問(どうだった?)→返答が長くなる
・何も決まらない無駄な会議をなくす
  決め方を決める
  →全員一致、多数決、決定権者
・失敗した人に対して
  本当はどうしたかった?
  →本来手にしたかった姿を思い出させ、やる気を取り戻す
・許可をもらう質問
  相手に心構えをさせる
  「今から耳の痛い話をするけどいい?」
  「一つだけ厳しい話をしたいんだけど」
  「少し酷だけど正直に伝えてもいい?」

著者:桐生稔

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