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今週の台所・昼飯セット

「昨日、5日分の弁当を作って、4時間半かかった」。そう英会話講師に説明すると、「それじゃあ新鮮じゃないよ。毎日といわずとも数日分作ったり、もしくはご飯の残りをランチに入れるよう、僕の国ではしてるよ」と言われた。闘いの4時間半を否定されたようでへこみ、同時に、確かにと合点がいった。

しかし、である。朝出勤して、夜帰ってきて、そんな気力がない。一刻も早く寝て、早く起きたい。貴重な短い朝の時間は、料理ではなく他の好きなことに使いたい。結果、編み出したのがこの作戦である。新鮮じゃなくても、最優先事項・睡眠は確保できる。そして、最近はとても慎ましく暮らしていて、「慎ましい暮らし」も維持できる。1週間振り返ると、この生活に救われた部分がとても大きかった。

ということで、前回書いたこととかなり重なる部分も多いのだけど、今週は作り置き作戦の話を書いてみよう。

まず、今週の弁当は以下2種類のどちらかだった。

味噌汁の具材と、魚が鮭であるかタラであるか以外、同じ形だ(写真ではたまたま同じ味噌汁)。副菜は同じだと飽るかなという感じもするけど、ほぼお弁当でしか食べなからか、案外そんなに「また同じだ…」という感じにはならない。あと、自分が食べたいなと思っていたものを作っているから、というのもあるかもしれない。

仕組みとしては、翌週の写真になるけれど、5日分のパックを作って冷凍庫に入れておく。

凍っていますが…。

ちなみに、 KEYUCA のシリコンカップがいい。淡い色合いに一目ぼれで、ぎざぎざしていないのも好きだった。ケースとカップ、セットで売っていて、カップの単品販売もめちゃくちゃしてほしい。

次に主菜。


来週は鶏の手羽元と鮭と、写真を撮り忘れたけどサバ。

塩麴に漬けたり、シンプルな味付けで下味調理。何回かの格闘の末、1日分をポキッと割って使えるように、隙間を作ったり、完全に冷凍される前に切り離すことが大切だと学んだ…。

その後、これらの冷凍セットを、お弁当を食べる前日の朝などに、耐熱容器に入れ冷蔵庫に移して自然解凍させる。そうして夜、仕事から帰ってきたら、オーブンに入れて焼く。

イメージ写真として撮ったので、おかずが少なめ。
火加減が難しい。

初めは冷凍したおかずはそのまま詰めていたのだけど、「菌が繁殖する恐れがある」みたいな情報を読んで加熱するようになった。そうして、最後におかずを炊いたごはんと一緒に詰めていく。

このお弁当作戦のメリットは、いくつかあった。ちゃんと食べられることで、翌週、とても慎ましく暮らすことを可能にしてくれた。そして、帰ってきても耐熱皿をオーブンに入れるだけなので、何も考えなくて済んだ。新鮮さは、微塵もない。でも、全体的にかつかつで、何も考えずにとかく寝たい私にとって、とても合理的で機能的な作戦だったなぁと思う。

最後はこちら。アメリカ生まれの、こちらのスパイスをたまたまもらった。

材料はともに、塩、唐辛子、黒胡椒、にんにく。右も左も材料が同じで、でもパックの色が違う、何が違うんだと思ってよくよく眺めていると、下の方に「ORIGINAL BLEND」と「SPICY」と書かれていた。最近は、味つけの土台がもう作られているものを使ったほうが料理は楽だよなと思っていて、シンプルな味付けを模索している私にはとてもいい出あいだった。世界のスパイス探しも、おもしろそうだなぁ。

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