５分の力、あなどれない。

11月までほぼほぼ毎日続けていたオンライン英会話の習慣は、余裕がなくなり12月上旬に途切れた。その後、やっと余裕がでたとき何回か受けて、同じようにしつこく続けようと思いはするも、そううまくいかなかった。

習慣化をするとき、「毎日同じことを繰り返す」はキーワードの一つだと思う。毎日繰り返すことで、自分の中にリズムがうまれ、絶え間なく続けようとする意志が芽生えてくる、ような気がする。一度その流れが失われると、習慣を以前と同じようなサイクルに戻すのは、私の場合難しい。そんな背景もあって、１月１日も英会話のレッスンを受けることなく終わろうとしていた。

だけど、夜、頭の片隅で「１月１日だぜ。何かを始め、しぶとく続けようと思うには最高のチャンスじゃね？　５分でいいからやってみようか」、そんな思いがふと頭をよぎる。そして５分ならいいかとアプリを立ち上げ、すぐ話せるコースにつなぎ、ほんとに５分だけ話をした。

とっても笑顔の多い、前向きな素敵な先生に出あうことができたのも大きいだろう。「この世は思いのままである」と訳される「The world is your oyster.」という知らなかったイディオムに新年出あうことができたのも大きいだろう。レッスンが終わった後「よかったな」と、次のレッスンの予約をした。そして今、明日の授業の予約もしようとしている。

何かを習慣化するとき、私が一番カギになると思っているのは、ハードルの低さだ。「これならば絶対できるっしょ」と思えるものを設定して、ただひたすら繰り返していくとうまくいく気がしている。「５分だけやる」というのは、自分にとって一番ハードルが低くよかったんだろうなと今は思う。

もし何か始めたいことがあるけれど、うまく着手できない、でもなんとかしたい、そんな思いが同じようにある方がいたら、５分から始めてみるのはどうでしょう？　自分の経験から強くそんな風に思って、勢いで書き残してみたのでした。