コロナ禍の日本出張2022【後編】

2~3月の日本一時帰国のご報告、後編です。
今回の帰国は旅程確定後にまん延防止等重点措置が適用されましたので、活動は首都圏をメインに地方は地元郡山市と近隣のみと限定しました。このような状況下でありながらも地元で自分の楽器を紹介する場を持てたことはありがたかったと思います。

ここで少し地元郡山をご紹介します。都内から新幹線で1時間ちょっとでアクセスでき、以前も申し上げましたが音楽都市として有名です。郡山のソウルフードとも言える食品も多くありまして、私個人としましては三万石のままどおる、クリームボックス、酪王カフェオレが真っ先に思いつきます。


ずらりと並んだ酪王カフェオレ


また、「キセキ」、「愛唄」、「扉」などヒット曲を連発したGReeeeNは郡山で結成されたボーカルグループで、駅前には彼らのモニュメント「夢を開く心の扉」があります。一見するとドラえもんのどこでもドアのようにも見えますが、深い意味がありそうですよ。


郡山で結成されたGReeeeNの軌跡ですね


読みながら考えてしまいました

イタリアへ戻る前、ドバイ経由のトランジット時間を使って昨年に引き続きDubai EXPOを見学したいなと漠然と考えておりました。仕事や移動の疲労もあり状況次第で考えようと思案しておりましたが、入国条件も満たしていましたので再度訪問してきました。考えてみると今の状況下で海外渡航もままならない中、再訪できたことはGReeeeN「キセキ」が言うところの奇跡であり軌跡ではないかという勝手な解釈です。限られた時間で目指すパビリオンはエミレーツ航空館とサウジアラビア館。あまりにも広大な敷地、現地の気温は30℃以上ということもあり、思うように行動ができずエミレーツ航空館のみをじっくり見学しました。

いつもお世話になっているエミレーツ航空のパビリオン
地図を片手に会場を見学


将来のエンジンや燃料についての展示等は興味深く、未来の空港システムもそこまで進歩するのかと勉強になりました。もっと色々なパビリオンを見たかったのですが、帰宅の時間が迫っておりまして空港へ戻りました。

ここ数年イタリアに持ち帰ろうと思いつつ荷物の多さで断念していた物を日本で入手しました。「温水洗浄便座」! 日本の家庭では比較的メジャーではありますが、イタリアでは入手困難なアイテムです。イタリア行きの荷物をパッキングしているとスーツケース内ではかなりの存在感、蓋を開けると食べ物という税関でスーツケースの中を見られたら笑われそうな状態でした。


なかなかのインパクトです


水道管の分岐作業は経験があるので帰宅後早速自分で取り付けました。そう、これですよね。聞いたところ、子供たちは日本に行ったときに操作方法がわからず使ったことがなかったそうです。家族へのお土産を便座で誤魔化した感はありますが、2022年春の一時帰国は無事に乗り切ることができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?