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メンタル

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メンタルを改善する、ちょっとしたコツを紹介しています^^
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遅れてきた反抗期。

「遅れてきた反抗期」と、父は皮肉った。 当時、ぼくは20代。 思春期は過ぎ去ったタイミングだったけど、自他ともに認める「反抗期」だったことは、間違いない。 原因は、仕事のストレス。 上司に気を遣う毎日を送り、 仕事のことで頭がいっぱいの日々。 心は休まることはなく、常にイライラ。 一人になりたい。うるさい。どっか行け。 いま振り返ると20代とは思えないほど幼稚だったけど、あの時は自分のことで精一杯。 中高時代は反抗期もなく、いわゆる「良い子ちゃん」で育ったから

テンションは、「低め」くらいがちょうどいい。

失敗した! と思うときは、たいていテンションが高いときが多い。 お酒の席の失敗は多すぎるので割愛するとして、特に会社でテンションを上げるとロクなことがない。 たとえば1社目と2社目は、周りに気に入られようと、テンションを1.5~2倍増しで設定していた。けど、これが良くなかった。 無理にエンジンを吹かしているようなものだったので、心のメーターがすぐ空っぽに。さらに、周りからすれば"明るい奴"なため、「あいつにはちょっとぐらい無理させてもいいだろ」と仕事を振られ、"イジリ

ブレてない。微修正しているだけだ。

どこかで聞いた、この言葉。 ブレてない。 微修正しているだけだ。 当時、20代後半で3社目に転職。 しかも正社員ではなく派遣社員。 人生の岐路は、どこで乱れたんだろ。 オレの人生、このままでいいのかな。 そんなとき、大学の同期からこう言われた。 「お前、ブレてんな」 照れ笑いするしかなかった。 怒りさえ湧いてこなかった。 でも、心は泣いていた。 そんな時、冒頭の言葉に出会った。 ブレてない。 微修正しているだけだ。 未来が霞んで見えた、1社目。 生きる気力

逃げるが、価値

辛いときは、↓のツイートを読むようにしている。 逃げることは、弱いこと。 学生時代、そして会社員の時はそう思っていた。「逃げないで闘ってきた自分」を誇りに感じてたし、強くあろうとしてた。 でも、2社目で休職を経験し、そこで「もう正社員としての働き方には戻らない」って誓った。 そう、会社から逃げた。 でも、不思議なことが起きた。 それは、自分に自信がついたこと。 そして、自分自身が輝いて見えたこと。 「逃げてもいいんだ」と思えるようになったことで、これまで無理させ

曲がり道でも、振り返れば一本道。

何かの歌詞で見た、この言葉。 曲がり道でも、振り返れば一本道。 何度、この言葉に救われてきたか ――。 新卒で入った大企業を辞め、畑違いの営業職に飛び込んだのが20代後半のとき。 そこを1年絶たずに適応障害で辞め、そこからは派遣に。 これだけでも、大学時代に思い描いていたキャリアからは大きくそれているけど、そこからさらにフリーランスへの道と舵を切った。 「お前、ブれてんな」 大学の友人に、こう言われたこともある。 正直、自分でもブレブレだと思ったし、 うまく

憂鬱な気持ちは、相手に打ち明けないと理解してもらえない。

「打ち明ける」ことほど、苦手なことはない。 でも、ようやく一歩踏み出せた。きっかけは、友人が送ってくれたLINE。 業務委託先で任されていた説明会の仕事を、持ち前の"人当たりの良さ”でこなしてきたけど、Zoomの終了ボタンを押した瞬間にドッと疲れる毎日を、ここ数週間送ってきた。この先も続けていくのはメンタル的に厳しいな、でも結果も出てるし、収入も手に入るし、クライアントからも信頼されてるし……。 そんな鬱々とした気持ちを十年来の友達に相談してみたところ、先ほどのLINE

「過去は過去だろ。」に、救われた。

大好きな「いいちこ」を片手に、ほろ酔い気味に父が言った。 「お前、過去は過去だろ。未来を気にしろよ。」 この前、久々に母親と父親に会う機会があった。僕自身、普段はどこか気恥ずかしくて両親に悩みとかは相談しないけど、酔いが回っていたこともあって「大学の時に遊んでないで、もっとオレも資格の勉強とかしてたら、って思うんだよね」と後悔の念をこぼしていた。 フリーランスのWebライターとして働くなかで、何かしらの専門性を持ってる人が羨ましく感じてて。大学時代の僕はというと、サーク

「誰かのためになる」が、やっぱ一番の安定剤かもしれない。

「報酬が発生しない」って、最強だ。 運営しているブログ(更新は止まっているけど…)から、問い合わせが入ることがたまにある。先日も、傷病手当金関係の件で相談があった。 僕自身、税務の専門家でもなければ、社会保険労務士でもない、いわゆる「素人」。でも休職を2回経験しているから、相談者の方の気持ちは痛いほどわかる。特に「どの情報を信じればいいの?」という悩みは深いし、休職当時の僕もイライラやモヤモヤを感じていた。 そうした点で、税理士に無料で直接質問できる「税理士ドットコム」