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デザイナー冥利に尽きること。
初めて、納骨堂の納骨壇のデザインをさせていただいたのは2013年。
最初にさせていただいたのが長野の善光寺様の納骨堂でした。
おかげさまでそれ以来多数の納骨壇のデザインをさせていただきました。
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それまで私のデザインは淀みに浮かぶ泡沫のように現れては消える儚いもので、まさに無常観の最たるものでした。
ところが、お寺と関わると最低百年のスパンでデザインを考えなければなりません。自分の死後も残るデザインをさせていただけるのは、デザイナー冥利に尽きます。
六十歳を過ぎてこのような意義のある仕事をさせていただけるのは、この道一筋で歩ませていただいたことへの神様からのご褒美と感謝しております。
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京都、本山佛光寺にて、ささやかではありますが、記念イベントをさせていただきます。
感謝。
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