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現時点の自社における最重要課題は何ですか?その解決にフォーカスできていますか?

ourly代表の坂本(@sakamoto_ourly)です。全社員持ち回りnote記事の第2弾は自身の仕事や考え方に影響を与えている書籍についてということで、最近読んだ2冊の本と、それを受けていま考えていることについて書きます。


1冊目:10倍成長 2倍より10倍が簡単だ

端的に言うと、
80%の成果を生み出す20%の活動にフォーカスせよ
・成果を生まない80%の活動は誰かに渡すか辞めろ。
・量のゲームを戦うならば、せいぜい2倍の成果しかでない(いまより10倍働けますか?)。10倍の成果がほしければ質のゲームで戦え
というメッセージが述べられています。

2冊目:戦略の要諦

こちらもメッセージをまとめると、
・戦略とは組織の現時点における最重要課題に対する特殊解で、一連のアクションプランである。
・そのため戦略は目標やミッション、ビジョンなどからブレイクダウンされるものではなく、組織が置かれている状況、課題の分析から導き出される。(戦略の裏付けがない目標はただの願望…世の中の多数の経営層は目標と戦略を履き違えているようだという手厳しいメッセージも)
・"現時点における"なので、時間経過とともに戦略は変わりうる
・"最重要課題"なので戦略は何十個もない。フォーカスすることが重要
・"特殊解"なので、課題の診断にはフレームワークや他社比較も使えるが、解決策における一般解はない
・"一連のアクションプラン"なので、抽象的な方針ではなく、具体策を伴うもの
となります。

我々がいま取り組むべき最重要課題はなにか

これらの本はニュアンスは違えども、大きな成果を上げるために、組織として何にフォーカスすべきかを問うています。

ありがたいことにourlyは順調に導入企業様が増えていますが、そのペースを加速して、強い組織文化を作りたいと思っているクライアントをもっと多く支援したい。

誤解を恐れずに言うと、ourlyは優秀で成長意欲の高いメンバーの量的頑張りでここまでの成長を遂げてこれました。僕自身、社会人人生で量をやる経験を経て、現在があるという思いはあるので、量をやること自体への価値は信じています。

ただ、この先、成長角度を大きく変えるには、レバレッジが効くポイント(質)に集中的に量を投下していく必要がある。

そのためには現時点のourlyにおいて、何を最重要課題と捉えてどこにリソースを張るのか。全社でもそうですし、各部門についても、いま最もフォーカスすべきポイントを決めろというお題を与えられたなと感じており、ここを決めるのを現在の自身の最優先課題においています。


カルチャー・マネジメントから、顧客の組織課題解決をしていく仲間を募集しています

最後までご覧いただきありがとうございました。ourlyに少しでも興味を持った方は、まずは人事とのカジュアル面談から。気軽にお話ししましょう!


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