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何歳になっても結婚したいと思わない・・ひとりで自分を極めたいHSPの私

私は自宅にてひとり仕事の自営業者。

年齢的にはアラフィフ。

未婚で子供もいないので、ひとりで過ごす時間が圧倒的に多いです。

本音と感覚に沿って生きてたら、現在のライフスタイルを送っていました。

「そのうち一人暮らしが寂しくなって結婚したくなるのかな。」

「いつかきっと一人の老後が不安になって、婚活とかするんだろうなぁ。」

なんて予想していましたが・・・

まったくそんなことなかった。

年齢を重ねるごとに自分の扱い方がよくわかってきて、本音に忠実に過ごすひとりの時間に、このうえない幸せを感じるようになりました。

今まで結婚したいと思ったことがあまりないんですよ。

ひとりで生きていくことに不安を感じて、誰かに助けてもらいたい、養ってもらいたい、という気持ちが結婚に意識を向けさせたことはあるのですが・・・

”愛する人と人生を共に歩いていきたい” とか ”子供を産んで育てたい”  ”あたたかい家庭を築きたい” という湧き上がる純粋な思いを感じたことがないのです。

目の前のことに集中していたら、気づくとこの年齢になっていた、という感じ。

不器用で、ひとつのことしかできないんですよね(笑)

長く生きている分、いくつかの恋愛はしてきました。

30代前半に婚約したこともあるし、半同棲的な生活を送ったこともある。

会社を辞めて独立したての30代後半、事業がなかなか軌道にのらなくて、当時つきあっていた彼に家賃を払ってもらったこともありました。

とても優しい人で、私を応援してくれていました。

そのままずっと一緒にいれば経済的にも安定しただろうし、彼がいてくれることで安心して仕事に取り組めたと思います。

だけど結婚しなかった。

どうしてなんだろう・・・と、あらためてそのワケを考えてみたところ。。。

自分ひとりでやり遂げるということをやってみたかったのです。

私は自分に厳しいわけじゃないし、ストイックな人間でもない。

どちらかというとのん気でぼんやりしていると思うのですが・・・

どういうわけか、自分を極めたいという想いがものすごく強いのです。

そこには私の生まれ持った気質が影響していると思います。

繊細でとても敏感なHSP(ハイリーセンシティブパーソン)という気質。

五感や感覚が、ささいな変化を刺激としてとらえ、そこに意識を奪われやすいのです。

そのため、みんなが普通にスルーできる小さな音が気になって、目の前のことに集中できない。

視界に多くの色が入ってきたり、蛍光灯の光が強いと落ち着かない。

人の発するエネルギー的感覚に敏感で、相手の喜怒哀楽を瞬間的に感じとる。

これらは私の日常の一部分です。

こんなことがよくあるので、自分が身を置く環境にはとても気を配っています。

だから誰かと生活を共にすることは、刺激だらけの日常になるということ。

きっと本来の私ではいられなくなると思うのですよ。

HSPの気質は、心理カウンセラーという職業にはとても役立っています。

また、HSPの高い自己暗示力や直感力があるからこそ、私はここまで生きてこられたと思います。

人よりも細かいことが気になるタイプだけれど、私はこの気質が気に入っているのです。

HSPの私は、自分の心の動きにも敏感。

ほんとうは楽しくないのに、笑顔をつくって楽しいふりをするなんてことはできない。

本音と建前を使いわけることも苦手。

自分にウソをつけないのですよ。

計算して人生設計するなんてムリ。。。

老後が不安だからとか、経済的に安心したいという気持ちがあるのなら、その不安とじっくり向き合いながら、安心できる現実を自分の手で創っていく努力をしたい。

そんな気持ちで一歩づつ進んできたら、誰かに頼らなくても経済的に自立できるようになっていきました。

自分で創った自分の仕事で、本音を満たす生活を送るのは気持ちのいいものです。

この快感を味わったら、ますます自分を極めたくりました。

眠っている能力や才能を、もっともっと発動させていきたい。

これからも私は、こうやって自分と向き合いながら可能性を開花させる喜びを味わっていきたいと思います。

それが今の生きがい。

肚の底から湧き上がるような想いでしか、本気で行動できないのです。

もしもこれから結婚することがあるのなら、別居婚を希望します(笑)



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