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「いい子にしようね」への違和感。

こんにちは♪

3歳児を子育て中の、
さかもとさとみです。

ついつい言ってしまいがちな
orよく言われがちな、

“いい子” というワードについて。


いい子、という言葉への違和感


子どもが、言葉を通じてコミュニケーションできる年齢になってくると

「いい子にしてたらね」
「いい子にしないと〇〇だよ!」
「ちゃんといい子でいるんだよ〜」

…等々、つい “いい子”という言葉を使ってしまう自分がいます。

そして思い返すと実際私自身、
幼少期に親や親戚はじめ、いろんな人に“いい子”でいることを推奨されてきた気がします。


でも、大人になって子育てしているなかで、
私のなかでこの“いい子”という言葉への違和感が大きくなってきたのです。


そもそも“いい子”って?

そもそも、いい子、ってどんな子なんだろう?

親の言うことをちゃんと聞く子?
外でさわがない子?
ご機嫌でお風呂に入れる子?
寝起きにぐずらない子?
言われた通りに動く子?

なんとなく、自分が言ってしまいがちな場面を思い出してみると、

“いい子”って、子どものことを思って言うというよりは
大人都合で使われることの多い言葉なんじゃないかな
って。

(これが違和感への正体でした。)

冷静に、“いい子”ってなんだろう??

“いい子”でいることが本当に子どもにとって“いい”ことなのかな…?と。

“いい子” でいると、どんなことがあるのだろう?

…子どもが強く育つ?大人が怒らずに済む?いろいろあるかと思いますが


“いい子”という言葉は、
“将来の子どもにとって”プラスになることだから、意図的に投げかけている言葉なのか?

もしくは、“親が”ただ困りたくないから、面倒を増やしたくないから、つい言ってしまいがちな言葉なのか?

よくよく考えて使ったほうがよい言葉だなあと、個人的には思いました。


あと思うのは、
親があまりにも「いい子にしなさい!」と言い過ぎることは

(親にとっての)“いい子”でいなきゃいけないという呪縛を子ども自身が自分にかけてしまいかねないなと。

でも、親にとっての“いい子”であり続けることが、社会に出てから(特にこれからの時代)必ずしもプラスに働くとは限らないな〜と思ってます。

もう少し具体的にいうなら、社会に出て、
例えば無意識で上司や会社や社長にとっての“いい子”であり続けてしまうことによって、

自分で建設的に考え動くことに対して無意識的抵抗がうまれてしまうこともあるかと思いますし、

そして何より、その子自身の生きづらさに繋がってしまう場合もある。

だから、いい子を強要することは子どもの未来にとってかなりリスクだし、避けたいことだなあ…と個人的には書いていて思いました。


おわりに

今日は自戒をこめたnoteでしたが、

私にとっての“いい子”は、

あいさつができたり、
自分の気持ちや考えを言葉にして伝えることができたり、
他者の気持ちを思いやった関わりができたり、
約束を守ることができたりする子かなぁと。


でもそれって、“いい子”という言葉に含めるにはあまりにも多過ぎるし、

子どもも“いい子”の意味することがまさかそんな内容だなんて分かんないよなぁって。笑

それなら、
「あいさつしようね」
「約束は守ろうね」
とか、

子どもにとって理解しやすい言葉で伝えることが親として適切な関わりなんじゃないかなぁと思いました。

あと今ふと思ったのは、
“いい親” でいなきゃ。いたい。

という自分で自分に欠かてしまう縛りについて。

子どもにとっての“いい”親って、
きっと親が思ういい親とはきっと違うのに
そこを自分で勝手に追い求めて自分を責めてしまいがち。

でも、“いい”親ってなに??

そう問いかけてみると、
また見えてくるものがあるなあ〜と思った
今日のnoteでした☺️

それでは、また!

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