見出し画像

2021年のおすすめドラマ、映画、漫画

2021年に出会った作品の中からおすすめの物をご紹介いたします。
【ドラマ】【映画】【漫画】に分けます。監督や脚本、出版社や作者などは省略してます。気になったら検索してみてください。どれもかなりおすすめです!
ドラマと映画は今年公開のものですが、漫画はその限りではありません。あくまで僕が出会った作品を挙げてます。


【ドラマ】
『イチケイのカラス』
異色の裁判官をメインに、真実を明るみにするということはどういうことか、人の尊厳を守るためには何が必要かを我々に問う正義のドラマ。しかしながらコメディ要素もあって見ていて疲れない。
映画化が決定している。

『大豆田とわ子と三人の元夫』
坂本裕二脚本ということで見てみたら大層ハマった。僕の好きな東京03(角田)もメインキャストなので毎週楽しかったです。
利己的な男たちは穏やかな生活を過ごせず、元夫たちのような利他的な男たちだけが温かい日常を過ごすことができる。「利己的と利他的」というのは坂元作品のテーマかも知れません。

『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
続編作って欲しいドラマ。
怪我人を病院で待つのではなく、自ら危険な現場に出向いてその場で手術をするという新しい形の医療ヒューマンドラマ。
最後まで握手してないってことは続編やるんですよね!!

『八月は夜のバッティングセンターで。』
元プロ野球選手がバッティングセンターで客の悩みを解決するドラマ。
ライフ イズ ベースボール。
実在の野球選手が毎回登場するのも話題に。
悩める多くの日本人へ。

『お耳に合いましたら。』
ラジオとチェーン店ご飯(通称チェン飯)が大好きな主人公が仕事や人間関係の悩みをチェーン店ご飯に例えて受け入れ成長していくほんわかドラマ。
ドラマの構成がとても丁寧で愛情を持って作られているのが伝わります。
続編希望。

『スナックキズツキ』
お酒が無いスナック「キズツキ」に訪れるお客さんが不思議と癒されていく1話完結のドラマ。
お客さん達はそれぞれ何かに傷ついていて、みんな誰かの知り合いや家族というドラマ構成。素敵なドラマです。

『アバランチ』
綾野剛大好きなんですけど、『リップヴァンウィンクルの
花嫁』『MIU404』に続きこのドラマの綾野剛も最高過ぎました。
テロを偽装したり誰かを不幸にすることで日本の平和を作り上げようとする内閣官房副長官と、悪事を暴き真実と正義を問い続けるアバランチとの壮絶な戦いの記録です。
アバランチとは雪崩れのこと。
悪の親玉が渡部篤郎なんですけど、これがもう怖すぎてやばい。助演男優賞を贈呈したい。


以上が今年良かったドラマです。
日常の奇跡や正義などに強く惹かれる僕です。


【映画】
『花束みたいな恋をした』
今年1番。サブカル男に刺さり過ぎました。
社会化することでまともに生きるか、それとも世界の手触りを感じ善く生きるか、というお話。

『SNSー少女たちの10日間ー』
未成年の女の子のフリをさせてSNSで成人男性たちと交流を持つとどうなるか、という実験的なドキュメンタリー映画。
男の9割はクズだし脅して言いなりにさせようとするし気持ち悪いし、もう撲滅するしか無い、と思わせる映画でした。
その9割にならないために常に学び続けて精神を高め続けなければならないなと思いました。

『由宇子の天秤』
ジャーナリズムを守るためにジャーナリズムに反すべきか、という逆説を描いた作品。
『大豆田とわ子と三人の元夫』では小悪魔的な女優を演じた滝内公美が本作では骨太のジャーナリストと慕われる塾講師の二足のわらじの女性を好演。
あと「情けない父親を演じさせたら右に出る者はいないで賞」を光石研さんに贈ります。

『マトリックス レザレクションズ』
マトリックスファンとしてはこれほど待ち焦がれた映画は無いでしょう!
ファンとしては星4点ですがシリーズを知らない人が見たら意味不明過ぎるでしょうね。
ネオとトリニティーの復活のみならず、マトリックスの復活を祝いましょう!
内容はと言うと、仮想現実に囚われゾンビ化し、言われるがままに他者を攻撃し続ける人生で良いのか?という社会批判。


以上が良かった映画です。
『花束みたいな恋をした』は劇場で大泣きしたのでまた観よう。
『マトリックス レザレクションズ』はぜひ新章スタートという感じで続いて欲しいです。


【漫画】
『シャドーハウス』
全身真っ黒な少女と生き人形と呼ばれる少女。
次々と明かされていく謎。
絵は可愛らしいのですがミステリ要素があり惹き込まれていきます。
アニメ化もされているので気になった方はどちらかお好きな方からぜひ。

『スーサイドガール』
自殺系魔法少女漫画。
希死念慮を引き起こす悪い奴らをやっつける闇プリキュアみたいな作品です。

『ゴールデンカムイ』
ついに佳境!
アニメ第4期も決まりました。
大量の金の在り処の暗号。それは脱獄した囚人たちに刺青として残されていた。
アイヌの子アシリパと日露戦争の帰還兵である不死身の杉本による冒険グルメサバイバルアドベンチャーホラー漫画。

『マージナル・オペレーション』
ゲームが得意なニートが就職した先は遠隔地から兵士を指揮するオペレーター養成所だった、という始まり。
子供兵たちを死なせず、当たり前の生活や教育ができる地を目指して主人公は「子供使い」として指揮を執る。
戦争の悲惨さや人の死など、目を背けてはならない問題を丁寧にわかりやすく描いている。ユーモラスな場面もあり読み進める手が止まりませんでした。

『マイホームヒーロー』
クズ男に引っかかった娘を守るためにその男を殺してしまった父親と、証拠隠滅の手伝いをした母親。やがて少しのきっかけから父親は怪しまれてしまい…
ほんと心臓がいくつあっても足りないほどドキドキします。
人間怖い。おすすめ!

『シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜』
しっかりとした調整やバグ修正がなされていないゲーム。いわゆるクソゲーを愛しクリアすることに命を賭ける主人公サンラクが、神ゲーと呼ばれる「シャングリラ・フロンティア」に超絶プレイヤースキルで挑むという漫画。
かなりおすすめ。ただ面白い。早く続きが読みたいです。
「アニメ化するに決まってるで賞」を贈呈したいです。

『この世界は不完全すぎる』
ゲームの世界に入り込み、そこでバグチェックをするデバッガーのお話。
ゲームあるあるがあって面白い。
昨今話題のメタバースもこんな感じになると思う。

『「子供を殺してください」という親たち』
子供の引きこもりやうつ病、子供からの暴力など、日常生活を危ぶまれるほど追い詰められた家族のお話。いくつものエピソードが描かれているのですが、どれも心に来る。
親が原因の場合もあるし、いじめが原因の場合もあるし、そもそも誰のせいでも無く脳の機能に問題がある場合も当然あります。
「自分で抱え込まない。専門家に任せる」ということを学びました。

『ハイパーインフレーション』
贋札を生み出す能力を持つ少年が姉を救うために経済を相手に戦うお話。
根幹は面白いんですけどギャグを入れてくるので何を読んでるのかわからなくなる。

『怪獣8号』
画力と構図。それだけで漫画は面白いという力でねじ伏せる系バトル漫画。
怪獣が襲ってくる日本で防衛のために命を賭ける人たち。
そして怪獣化してしまう主人公。
これも「アニメ化するに決まってるで賞」です。

『SPY×FAMILY』
これはアニメ化決まりました。
スパイ男、殺し屋女、超能力幼女、予知犬のほのぼの漫画。
『よつばと!』が好きだったらこういうのも好きだと思います。

『姫様“拷問“の時間です』
最高か?
「拷問」とは、トーストだったりラーメンだったりみんなでテレビゲームだったり、それらを我慢できるか、それとも秘密をしゃべるかというせめぎ合い。
というかせめぎ合わない。すぐ屈する。毎回同じことをしてるのに毎回笑ってしまう。
平和でハートウォーミングな漫画。

『ダンダダン』
宇宙人や妖怪に襲われる男女のお話。
これも画力がやばい。
アニメ化するに決まってんでしょうが!

『【推しの子】』
「転生したら推しの子に生まれ変わったんだが」という感じ。
「芸能界の裏側見せます」というのにミステリを加えた感じでもあります。

『ゴダイゴダイゴ』
こちらも日本に怪獣が来襲してくるのですが、対抗するのは巨大な人間です。
ヒーローとはどういう姿の人物を指すのか。泣けます。

『カワイスギクライシス』
猫ちゃんかわいい。いやいや、わんちゃんだって。
ハリネズミだって、うさぎだって、全部かわいい!
地球侵略を目論む異星人が地球の調査に来るも、可愛さに耐性が無くて猫にメロメロになる、というかわいいギャグ漫画。
猫ちゃんは可愛いけど動物を虐待するような奴は絶対に許さん、という内容。

『株式会社マジルミエ』
就職できない女の子が魔法少女ベンチャーで雇われてみた、という感じ。
やはり人を活かすことができる環境と、人と人とが認め合える環境ってすごく大事ですね。
ファンタジーの皮を被ったお仕事漫画。

『九条の大罪』
裁判で勝つために最善の努力をする弁護士。
車を運転中にスマホをいじって事故を起こした場合、スマホに時間の記録が残っているのでスマホを紛失したと言え、とか。
酒を抜くためにサウナに行け、とか。
『闇金ウシジマくん』で描かれたアウトローな社会観が本作でも描かれています。

『ダーウィン事変』
チンパンジーの母と学者の父との間に生まれた「ヒューマンジー」の少年チャーリー。
超人的な身体能力と知能を持つチャーリーは動物解放同盟のテロ組織に狙われてしまう。
主人公チャーリーの達観した世界観に共感したり学びを得ることが多いです。

『メダリスト』
小学生のアイススケート物語。
絵柄が可愛くギャグもしっかり面白いのでかなり人気が出ると思います。
これもアニメ化して良いと思うんですけどね。
ちゃんと企画は立ってるんでしょうか。

『ミステリと言う勿れ』
ドラマ化しますね。
安楽椅子探偵と呼ばれるジャンルかと思います。
話を聞いて内容や発せられた言葉や言わなかった言葉から犯人を推理していくというもの。とても面白いですがドラマだと早口なんですよね。早口のイメージが無いのですが。

『葬送のフリーレン』
魔王討伐後、勇者が死んでしまった世界のお話。
パーティを組んでいたエルフの魔法使いフリーレンは、長寿ゆえにいろいろな人たちと出会い別れる。
ファンタジー漫画としても面白く、程よいギャグがアクセントとなっています。

『チ。ー地球の運動についてー』
天動説の時代に地動説を追求する人たちのお話。
美とは何か。真理とは。そして神とは。
かなり面白いので絶対に読みましょう。

『もういっぽん!』
アニメ化が決まった女子高生の柔道漫画。
これは泣ける。みんな良い奴。
スカッとしたい時におすすめの作品。

『薬屋のひとりごと』
中国の宦官などがいる時代のお話。
不可解な病気や事件に対し薬の知識などで推理する少女が主人公。
漫画がスクエア・エニックス版と小学館版があるそうで、僕はスクエニ版しか読んだことがありません。
推理ものが好きなら絶対おすすめです。


以上です。漫画読み過ぎ。
というか面白い漫画が多過ぎ。
これ以外に引き続き読んでる漫画もありますからね。
いやー漫画ってほんとにいいもんですね。

2022年はどんなドラマ、映画、漫画に出会えるんでしょうか。
物凄く楽しみです!
それではみなさん良いお年を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?