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徒長したバジルの双葉、その後

ワンチャンを懸けてプランターに移したバジルズ
ようやくサンサンとした日光を浴びまくり元気になれるかと思いきや
現在、梅雨入りによって豪雨の当たらない家の裏口に置かれている
屋根のおかげで滝のような雨に打たれずに済んだが、なにせ陽がささないので成長が妨げられている気がする
しかし前回と比べて真ん中の丸い葉が伸び、四つ葉化した芽が圧倒的に多くなった
スポンジから芽を引っこ抜くときに根がちぎれて本体のみになってしまった個体もいたので
全員くたばってもおかしくなかったのだが(その場合は種からリスタートを切る予定だった)
やはり自然、というか植物は生存への力強さをもっている
ハーブ系の植物を地面に直植えすると雑草をもおしのけて死ぬほど生えて環境および生態系を崩しうるともきくが
死にかけのバジルズをみているだけでもなんとなくその気配は察せられる

彼らは同じ苦労を味わった戦友同士であるが、プランターは狭い
これからより成長をとげ、立派な草と化した頃合いに間引きが待っている
ある程度放っておいてもよい気軽な家庭菜園でこれだけ手間取っているのだ、農家の苦労はいかばかりか
バジルズ、トマトの生育状態の確認が日課になってからというもの
もともと野菜好きではあったが、ますますそのことを気に留めるようになった
情操教育によい習慣かもしれない