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【番外編】ラヴィット!のマーケティング戦略に学ぶ

朝8時から毎日放送されている、情報番組の皮を被った鬼バラエティ番組ラヴィットについての記事です。

ラヴィットには坂道グループのメンバーも多く出演しているので、この記事を書こうと思います。

ラヴィットを見ていると、古くから言われるマーケティング戦略をおさえていることがわかります。

結論から言うと、ラヴィットがおさえているマーケティング戦略は「自分だけのカテゴリーを作る」という点です。

詳しく解説していきます。

ちなみに、この記事を書いている僕の経歴はこんな感じ。

  • ヘルステック企業の営業部門リーダー

  • ブログで月間最高収益30万円を記録

  • NFTコレクションを運営しており、マーケティングを担当(今まで販売したNFTは全て販売開始から10数分で完売)

いわゆる「モノを売ること」にコミットし続けているぼくが解説しています。

マーケティングの最重要課題はそのカテゴリーの一番手になること


マーケティングにおいて一番大事だとされることは、そのカテゴリーの一番手になることです。

一番手になれれば、一番手であるという事実が新たな顧客を芋づる式に引き連れてきます。

例えば、コーラの業界では言わずとしれたコカ・コーラが一番手です。

「コーラを飲む」はそのまま「コカ・コーラを飲む」とイメージする人が多いはず。

ラヴィットに当てはめて考えます。

放送開始の段階でラヴィットが属していたのが「朝の情報番組」というカテゴリーです。

「朝の情報番組」といえば、世の中のニュース(時事)や、流行りについて、コメンテーターが自分の意見を言う、という形が基本です。

多くの番組がこの形をとっており、同時間帯の番組のほとんど(過去の番組も含めて)がその形です。

ずっと続いている番組もあるので「一番手を取る」というのは新しい番組にとっては厳しいでしょう。

一番手が取れないときは新しいカテゴリーを作る

一番手が取れない時は新しいカテゴリーを作ることが重要です。

例えば、ハンバーガー業界の場合、一番手は間違いなくマクドナルドです。

「安くて手軽に食べられるハンバーガー」というジャンルで新しい企業が勝負を仕掛けてきても負けることはないでしょう。

それほど人々の中にマクドナルドの「安くて手軽に食べられるハンバーガー」というイメージが植え付けられているからです。

たいして、モスバーガーを見てみると「安くて手軽に食べられるハンバーガー」というよりは「高品質な素材で味にこだわったハンバーガー」というイメージがあると思います。

モスバーガーはマクドナルドとは別のカテゴリーを作って、その領域を全力で取りに行っているといえるのです。

ラヴィットは「朝のバラエティ」という新しいカテゴリーを作った

話をラヴィットに戻すと、見出しタイトルのとおりです。

それまで朝は真面目なニュース番組が主流でした。

番組が終わって、新しい番組が始まっても、司会者が変わって同じことをやっているだけ。

人以外では差別化できないように思われていました。

しかしそんな中、朝からゴリゴリのバラエティを展開するラヴィットが彗星のごとく表れます。

「朝からバラエティなんか誰も見ない」と始まったころは言われていましたし、ぼくもそう思っていました。

しかし、それまでの朝の情報番組にはなかった「刺激的な内容」が口コミで広まり、今では年末にゴールデン特番を放送するまでの人気番組になりました。

さらに、出演する芸人は今をときめく旬な人たちばかり。

まるで昔の「いいとも」のようです。

しかし、放送時間帯が朝のため「いいとも」とも別のカテゴリーに含まれます。

まさに「朝のバラエティ」という新たなカテゴリーを作り、そのカテゴリーの一番手になったのです。

対立構造を演出している点もポイント

マーケティング戦略として「対立ポジションをとる」という点も古くから知られています。

もう一度コーラの例に戻りましょう。

業界の最大手コカ・コーラに対するマーケティングとして、ペプシは「新しい世代の選択肢」というコンセプトを打ち出しました。

老舗であるコカ・コーラは「古い世代の選択肢」だと、対立ポジションを取るのです。

この対立ポジションを取る上で重要なのは、「徹底的に対立すること」です。

例えば、バーガーキングは「ホッパーはビッグマックより大きい」というメッセージを打ち出して、マクドナルドに徹底的な対立ポジションを取り、ナンバー2のポジションを確固たるものとします。

しかし、その後は「忙しいあなたにベストな選択肢を」などの当たり障りのないメッセージしか出さなくなり、徹底的な対立ポジションを取っていた時からは大きく売上を減少させてしまったのです。

ラヴィットは直接的に、朝の情報番組を攻撃しているわけではありません。

ただ、番組内の企画は明らかに他の真面目な朝の情報番組とは差別化されており、結果的に対立ポジションを築くことに成功しています。

企画がふざけた路線に入れば入るほど、対立構造はより明確なものになるのです。

アイドルでも新しいカテゴリーが出てきつつある

一応このnoteは坂道グループに関する内容を取り扱っているので、女性アイドルのマーケティング戦略についても解説します。

現在の女性アイドル業界のトップは文句無しで乃木坂46でしょう。

この乃木坂46もAKB48とは別のカテゴリーを作り、対立構造を演出することで人気を得たアイドルです。

AKBが「公立高校感」「元気」「親しみやすい」のようなカテゴリーでトップを取ったのに対して、乃木坂は「私立女子高感」「清楚」「高嶺の花」のようなカテゴリーで勝負しました。

この2グループがあまりにも大きなジャンルのカテゴリーを取ってしまったため、他のグループはニッチなカテゴリーを攻めるしかなく、絶対的なポジションというのは取りづらくなっています。

※例外的に平手友梨奈時代の欅坂46は「はみ出しもの感」「クール」「パフォーマンス」といった大きなジャンルのカテゴリーを取っていたように思えます。

そんな中、全く新しく、且つ大きなジャンルのカテゴリーで勝負できそうなアイドルが出てきました。

それが、秋元康がプロデュースするアイドルとSILENT SIRENのすぅさんがプロデュースするアイドルです。

最新技術を利用したアイドルが誕生する

お二人がそれぞれプロデュースするアイドルはNFTやメタバース、DAO、暗号資産など、いわゆるweb3の技術を取り入れたアイドルとなっています。

詳しくは下記の記事で紹介しています。

簡単に言うと、これまでの問題点がweb3の技術によって解決され、ファンにとってはメリットしかないです。

例えば、

  • チケットを転売すると運営にも収益が入るので転売もOKにしてもいい

  • チケットを転売できないようにすることも可能

  • 新しいグッズができる

  • ファンクラブでの貢献度が可視化される

  • ライブがもっと多く開催できるようになる可能性がある

みたいな感じ。

web3の技術はスマホのように放っておけば日常に浸透していきます。

なので、上記の内容は10年後とかには全てのアイドルグループで常識になる可能性が高いです。

「web3を利用したアイドル」というカテゴリーで一番手を取るのは誰なのか、非常に楽しみですね。

ぼくらも早めにweb3に触れておくと有利

そんな中「新しい技術?怖い!怪しい!詐欺だ!」とバリアを貼っていては非常にもったいないです。

乃木坂46が出たときの世間の反応を覚えていますか?

「AKB48と何が違うの?」
「なんかAKBのほうが良くね?」
「あんまり興味ないな」

みたいな声が多かったです。

しかし、早めに参加した人は伝説の乃木坂1期生がトップアイドルに上り詰めていく活動をリアルタイムで応援できたわけです。

ぼくも7時間半にも及んだ伝説のライブ「乃木坂46 3rd Year Birthday Live」に現地参戦することができました。

「あのメンバーがいた頃から応援できなくて後悔している…」って人、めちゃくちゃ多くないですか?

早いうちに勉強して、早いうちから楽しんだほうが絶対トクです。

今やるべきことはNFTを買うこと

「web3に触れておくべき!って言われても、何から始めたらいいかわからないよ…」ってあなたにおすすめなのはNFTを買うことです。

※NFT…Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略。簡単に言うと、所有者が明確なデジタルデータのこと。「この画像おれの!」っていうことが言えるってこと。

NFTについては既に海外のセレブが購入してSNSのアイコンにしていたり、アートが数億円で売れたりと、海外では一般的な物になっています。

SNSのアイコンにしてる(していた)著名人をあげると、下記のような感じです。

  • ジャスティン・ビーバー

  • エミネム

  • スヌープドッグ

  • ステファン・カリー

  • マドンナ

  • パリス・ヒルトン

  • 田村淳(ロンドンブーツ1号2号)

  • 太田雄貴(フェンシング日本代表)

  • レイザーラモンHG

日本の場合、新しいものは海外から遅れて流行ることが多いので、盛り上がるのはまだまだこれからです。

ただ、一部の国内NFTコレクションは海外にもリーチし始めています。

おすすめのコレクションの魅力や買い方は下記の記事で紹介しているので、買いたいと思った方は合わせてどうぞ。

①日本トップのNFT!持っておくと様々な優遇も!
>>【初心者向けNFT】CryptoNinja Partners(CNP)の魅力や買い方を簡単解説!

②禅の考え方が反映された人気猫ちゃんNFT!
>>【初心者向け】NFT「LLAC(Live Like A Cat)」の魅力や買い方を簡単解説

③TikTokの人気キャラがNFT化!
>>【初心者向け】Aopanda Party(APP)の魅力や買い方を簡単解説

④超人気作品のコラボNFT!リアル店舗とのコラボも多数!
>>VLCNPとは?Very Long CNPの魅力と買い方を解説【初心者にもおすすめ】

⑤初心者に最も優しいコミュニティ発信の作品!
>>【X2E-DAO発のNFT】My HERO Sidekicks(MHS)の魅力や買い方を簡単解説

⑥日本の四季を和服で表現するコレクション
>>NFT「わふくジェネ」の特徴や魅力、買い方を徹底解説【あの有名人も注目!】

⑦Instagramの人気キャラ「しきぶちゃん」がNFT化!
>>【しきぶちゃんNFT】しきぶちゃんShikibuWorld(SKB)の魅力や買い方を簡単解説

ちなみに、本記事を書いているぼくもNFTコレクションを運営しており、一応これまでに出した作品は全て完売しております。

これからも新作をリリース予定ですし、二次流通で購入できる作品もあるので、よければどうぞ。

本記事の作者が運営するNFT
>>【ベリロン二次創作】VeryLongRealAnimals(VLRA)についてファウンダーが解説

「NFTについてはある程度知ってるけど、買うつもりはない」って人もいると思います。

ただ、NFTを買ったことが無い人はNFTについて半分も理解できていないです。

実際買わないとわからないのです。

かつて、「スマホはいいや」と言っていたガラケーのユーザーのように、メールが主要なコミュニケーションツールだった時代に「LINEはいいや」と言っていた人のように、NFTでも同じようなことが起こっているのです。

そして、早めにNFTに触れた人は多くのチャンスを掴んで、新しい体験をしています。

新しいアイドルを楽しみたい!ワクワクして待ちたい!と思ったあなた!NFTを買ってください。

そして、買ったあとはアイコンにして、タグ付けをしてTwitterで呟いてみましょう!

そのコミュニティに属する人が優しく受け入れてくれます。

もちろんぼくの作品を購入してくださったら、ぼくは全力でありがとうって言います!

皆で新しい世界を楽しみましょう!

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