支配したい側と支配されたくない側と傍観者たち

暑さも本格的になり、今年も各地で豪雨災害が起こりましたね。

さて今回は、エピソードのネタは山の様にあるのですが、個人を特定できないものを探すのが大変なので とりあえず、ありきたりではありますが、田舎 というか世界的とも言えるかと思いますが田舎を含む社会構造について書いて行きたいと思います

タイトルにもしましたが、ある観点から大雑把に分けると 世界の社会構造は 支配したい側 と 支配されたくない側 と 傍観者たち に分けられると思います。
これも大雑把ですが、割合でいうと、全体を10とした場合 日本では支配したい側が1 支配されたくない側が0.5 残り8.5位が傍観者たちという感じでしょうか
これは 思考 という事ではなく実行しているかどうかという意味での割合です

これが都市部と田舎では微妙に変化して行きます

田舎には基本的に 家父長制 血族主義 が色濃く残っています。
しかもそれに加えて 排外主義 も戦前に近いのでは と思える程強いです
田舎はその様な感じですので、支配したい側が強烈に強いわけです
田舎では、支配したい側が傍観者にならない支配されたくない側を徹底的に潰して行きますので、ほぼいなくなります。
前にも書きましたが、一見さんのような、観光客とか技能実習生みたいな外国から来た人たちを土着民は 金 労働力 としか見ていませんので、その人達にあからさまな排外的な行動を起こす土着民は少ないと思われます。
また都市部では支配したい側というのは金の力で支配しようとしますので、金をある程度持ちさえすれば、さほど支配されなくても生活することは可能になりますが、田舎の場合は 血族 で決まりますので過疎化でその地域の住民が消滅してしまう等が起こらない限りは、どうやってもひっくり返す事は不可能です
さて、支配したい側 支配されたくない側 はわかると思いますが、ここに出てくる傍観者たちとは、何もしないただ黙って見て支配されている人達の事です。
そしてあからさまな嫌がらせ等には加わらないのも特徴です。しかし自分に責任が及ばない程度には参加していますが、いざとなったらすぐ逃げます。
最近、ある事件があって、民主主義への冒涜だとか崩壊だとかいう言葉をよく耳にする様になりましたが、この傍観者が増えていく事こそが民主主義の崩壊だと私は思っています。

田舎の支配したい側が一生懸命この傍観者たちを増やす為=支配力を強める為、以前に書いた様な、監視 であったり、嫌がらせ 悪評 等 相手を支配下に置きコントロールしやすくする目的で行っています

アインシュタインの有名な名言にこんな言葉があります

悪い行いをする者が世界を滅ぼすのではない
それを目にしながら何もしない者たちが滅ぼすのだ

私も田舎に移住してみてその通りだと思いました。
傍観者たちも同罪なのです。傍観者たち=加害者なのです。
そんな風習は変化する社会に合わせて変えるべき 何でもかんでも老人の言う事が正しいわけではない
現代の生活スタイルでこれは不可能だ 老人の言っていることがわからない 説明が足りない 今すぐ正すべき 立場によっては理不尽 と思っていても、土着の古参に逆らうと何をされるかわからないから波風を起こさずただ見て従っている。そしてそれらの事についてそのうち忘れてしまう。
逆に、古参に逆らうよそ者たちが何か言おうものなら無責任に徹底的に叩く。
あまりにも日本に多いこの様な傍観者たちも私は同罪だと思います。

人口減少高齢化社会の日本では こんな地域が滅びるのはそう先の事ではないと思います
強いてはこれは日本全国的に蔓延しているのならば、国が滅びるのもそんなに先ではないかもしれません

最近、こう言う搾取の構造を持った宗教団体がある事件により注目され、メディアを賑わせていますが、彼らが家父長制を推すのは、家族から家父長制という支配の構造が消えてしまうと搾取の構造が崩れてしまうからであり、要は金を絞り取ると言う目的の為にくっついているだけなのです
彼らが掲げていた反共主義も、蓋を開けてみれば、共産主義国家に多額の資金提供をし、訪問して国のトップと兄弟の契りを交わした件も明らかになっておりますので、言って見れば”ビジネス反共”だったと言っても過言ではないかもしれません。
彼らが欲しいのは信者たちの幸せではなく権力なのです。支配力だったのです。
だから 金儲けと結びつかない様な綺麗ごと を並べて権力に擦り寄るのです。

一部の田舎の構造も同じです
搾取するのは古参の田舎の老人達、搾取されるのは移住して来た若いあなた達です
彼らはあなたたちの幸せなど願っていません。綺麗ごと を並べてそうと気付かれない様に様々な搾取したいだけです

それでもあなたは田舎に自由を求めて移住しますか?

ちょっと今日は言葉が強かったでしょうか

今回は 支配したい側と支配されたくない側と傍観者たち と言う観点で田舎の社会構造について書いて見ました

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