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サカキシンイチロウのおいしい手帖

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おいしいお店。おいしい料理。 愛着があってずっとこのままでいてほしいなぁ…、と心から思える宝物みたいなお店や料理を紹介します。
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2022年3月の記事一覧

朝のお腹を甘やかす

たまにはお腹を甘やかすのもいいだろう…、ってそれで「№4」にくる。 四谷三丁目から四ツ谷の駅を通り過ぎ、まっすぐ皇居に向かって歩いて左に折れる。坂道降りて上って降りて30分ほどでお店についた。 これだけ歩いたらフレンチトーストを食べてもバチは当たるまい…、とサイドサラダにお供のコーヒーと一緒にたのむ。 これで十分と思う気持ちと、何かがちょっと物足りないと思う気持ちが10秒ほども戦いましたか…。結局、グリルドベーコンも追加しちゃった(笑)。 カリカリになるまでよぉく焼いてくださ

寒い一日。さみしい気持ちを銀座ウエストであっためる。

気持ちがちょっと弱々しくて、こんなときには銀座ウエストで気持ちを明るくしなくちゃネ…、って思って銀座にやってくる。 疲れた心にはカサカサだったりギラギラだったりは毒になる。「キラキラ」としたモノや空気でココロをなだめて潤わす。銀座ウエストは治療薬。 トーストセットにアールグレイのアイスティー。 サラダと茹で卵がついていて、朝のお腹をよろこばすのに十分すぎるオゴチソウ。 ミントの香りがさわやかなタオル生地のおしぼりに、小さなピッチャー、お冷のグラス。トースト用にお好きなもの

囲炉裏を見ながらカジキを食べます…、陸蒸気

中野駅の北口側に「陸蒸気」って店がある。 駅前からブロードウェイをつなぐアーケード商店街の東側。 縦横無尽に走る路地。 そこにズラリと小さな店が肩寄せあって立ち並ぶ、昼夜にぎわう飲食店街。 その一角にひときわ大きく重厚な建物があって、店の前には駅のホームに置かれているような行き先表示の木の看板。 ここは「おかじょうき」。行き先は「なかの」、そして「つがる」と書かれ信号だとか踏切表示版が置かれてる。 北の魚をおいしくたのしむことができる店であります。 中に入ると帳場があって