冷麺のおかずに昼から肉を焼く
長春館でお昼を食べる。
新宿御苑の周りの並木もすっかり色づき、街は黄金色に輝くごとし。ペールギュントのソルヴェイグの歌をもじってそっと呟く。
春逝きて夏過ぎて、夏過ぎて。
秋も去て月経れど、月経れど。
きみが帰りをただわれは、ただわれは。
誓いしままに待ちわぶる、待ちわぶる。
あぁ、なんと今年の枯葉の儚く哀しいコト。
タナカくんと最後に来た焼肉の店がここだった。花見を終えていつものように蕎麦にしようと思ったらコロナで休業。他の候補も軒並み閉まって食いはぐれ、景気づけに焼肉喰