マガジンのカバー画像

おいしい食べ物、たのしい食べ方

1,566
おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。
運営しているクリエイター

#ステーキ

ロッジのステーキ。安いのにチープじゃないのネ…。

池袋のロッジっていうステーキ屋さんがいいですよ…、って半年ほど前に教えてもらって、行きたいと思いながらも機会がなかった。 今日はたまたま渋谷で昼食。 そういえば渋谷にもロッジがあった…、と思って来てみる。 道玄坂の坂の途中。中に入るとこれがなかなかいい感じ。牛の頭の彫像の向こうに厨房。山小屋造りでレイアウトはいきなりステーキなんか似てるんだけど、チープな感じがまるでしない。 そう言えばステーキハウスには山小屋風の作りのお店が昔は結構多くって、なんだかワクワクしてくるほど。

家の近所のゴキゲンなアメリカ

低気圧のせいもあってか今日は午後から調子が悪い。 昼ご飯の日記を書いて投稿した直後にストンと気持ちが落ちて、たまらず眠った。 夕方目が覚めぼんやりするも、どんどん寂しさ、つらさがつのってきて息をするたびに涙がでてくる。何をする気にもなれなくて、でもそれじゃぁ駄目だなぁ…、と夕食を食べに外に出ることにした。 夜の街はただでさえさみしい上に、雨の降る夜。 せっかくだから時間をたっぷりかけて気持ちを落ち着けようと、バーグホリックにやってきてみる。 なくなってもらっちゃ困るオキニイ

赤ペン先生が校正したいきなりステーキ?

大阪から友人が仕事で東京にいる。 四ツ谷のホテルでいるからと、お茶を飲みのみ情報交換でもしましょうか…、とあってたのしく話をじっくり2時間ほど。 また会いましょうとわかれてそのまま四ツ谷で昼食。ステーキザファーストっていうお店に来てみる。 イタリア料理のサルバトーレがやっている店。 量り売りにも対応します…、といういきなりステーキみたいな感じのシステムで、けれどクラフトビールが用意されててお酒もたのしめるようになっている。 レンガ造りのブルックリンスタイルとでもいいます

ルモンドのステーキはルモンドにしかないステーキ

ひさしぶりに「ルモンド」。 新宿西口の電気街の真ん中にある小さなステーキの専門店。カウンターだけ。カウンターの中にはキッチンと臨場感溢れる店で、おいしいステーキでお腹いっぱいになってやろう…、って人たちでいつもニギヤカ。 昔は長い行列が開店前からずっと続いた店でした。 さすがに今は行列が出来ても短く、気軽にこれるようになった。カウンターの席数は昔のままで、ちょっと密な感じがするけれどこういうザワザワした空気感がなつかしくってワクワクします。 メニューはステーキだけ。外で待

ワインの炎がおいしいステーキ

明日までに食べておきたい料理がいろいろ。思い浮かびすぎちゃってお腹がいくつあっても足りないほど。 ステーキは食べておきたいとそれで銀座の「素敵庵」。 タナカくんが大好きだったステーキレストランと言えば「コウベエーワン」。大阪や四国で用事があるときに、わざわざ神戸に途中下車していくほどだった。 コロナが落ち着いて自由に移動ができるようになったら行きたい場所やお店のリストを作ったら5本の指にも入ってた。 塊の肉をじっくり、遠火の直火で表面を焼く。 芯まで熱を通した状態。けれど

ステーキがステーキらしくある場所

いきなりステーキが苦手だった彼が、ステーキを食べるならここ…、って決めていたのが「チャコあめみや」。 千駄ヶ谷の古いビルの地下一階。 昼もなお薄暗く、穴蔵のような造りの店で夜はろうそくの灯りがゆらゆら、漆喰の壁に影を移して食欲誘う。 ステーキっていうのはね、こういうムードのところで食べてあげなくちゃ申し訳ないゴチソウなんだ…、と、ここに来るときはいい服に着替えてた。 大きな暖炉に炭をおこしてそこで焼くのです。 だから忙しくなると炭の煙と肉の脂が飛散してお店の空気が煙ってい

新宿御苑脇でアメリカのステーキ

新宿三丁目のキャッスルロック。 新宿御苑のメインゲートにほど近く、新宿二丁目と三丁目の境目という町外れ感が漂うエリア。緑豊かで好きな場所。 そういえばお店が入っている「新宿Qビル」。 かつてバブルの頃に株の神様って呼ばれてた邱永漢が持ってたビルで、他にもいくつか「Q」が名前につくビルがこの界隈や渋谷にある。 昔、このビルの地下に「雪園」っていう当時の日本では珍しかった湖南料理のお店があって、上品で繊細な味が好きだった。さすが美食家としてもならした邱さんのビル…、って感心し

ステーキとは歯ごたえをたのしむ料理

昼、新宿三丁目界隈でランチをとろう。 鼻をクンクンさせながら歩いているとおいしそうな看板発見。 ステーキとハンバーガーのお店らしく、ランチはステーキがウリになってる。みすじにチャックアイと赤味の肉を焼いてるようで、肉が好きな人が作っていそうだなぁ…、と感じて2階に上がる。 こじんまりとした居心地のよい店。ブース席があったりしてアメリカのダイナーレストランみたいな造り。メニューをみるとステーキの他にハンバーガーやサンドイッチが豊富に揃い、そういう料理がおいしくたのしめる雰囲

ステーキでなくローストビーフでもなく、ル・モンドのステーキ

新宿で美味しいステーキのお店といえば、まず挙がるのが「ルモンド」という店。 新宿西口の電気街の中にあり、とても小さい。 カウンターだけで座ると厨房が目の前にある臨場感に溢れるムードがまたよくて、いつも混んでる。今日もお店の中はギッシリ満席。ちょっと待ちます。 近隣で働く背広族のおじさんたちがメインだけれど、女性がひとりでガンガン肉を頬張っている姿がなんとも凛々しくて、お腹がどんどん空いてくる。 メニューはシンプル。基本、肉の種類は3種類。リブロースにサーロイン、それから

ステーキは芋のおかず…、なんだろうね

新宿でビストロ風のステックフリッツを食べようとブルックリンパーラーに来る。 新宿でビストロ料理を食べようと思うと難儀する。 しかも大箱で気軽な雰囲気でとなると選択肢はほぼここ一択。 ブックカフェのような体裁で、なのにDJブースが設えられていてここだけちょっと渋谷みたいな感じがするのがオモシロイ。 実は先日、新宿三丁目界隈で一番東京らしいお店ってどこだろう…、って話を知り合いとしていてそこで出てきたお店がここ。考えてみれば決して「新宿的」ではなくてむしろ「渋谷」な感じがするの

本能ゆさぶる、暖炉で焼く肉

今日はとてもユニークなステーキレストランの話をひとつ。 お店の中に暖炉がある。 大きな暖炉でそこで薪をくべ火をおこす。網をおいてそこで肉を焼くというレストラン。 ステーキやハンバーグのような料理。 厨房の中で出来上がるお行儀のよいステーキと、屋外でできるバーベキュー的ダイナミックなステーキに大きく分けることができる。 どちらをおいしく感じるか。 ボクはやっぱりバーベキュー的に作られるステーキの方がおいしく感じる。 だって、プールサイドで焼いて食べるハンバーガーはどんなに高級