さよなら新月、また明日。さよなら思い出、またいつか。

月詠みの歌
書きかけて
詩人はここで
手を止める
生身の体に
つけるもの
擦り切れ老いて
これで最後
厚く貯まった
思い出に
深く染み付く
傷痛み
過ごしたときを
胸に抱いて
せめてねぎらう
おつかれさん

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