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【江東区】「ひとり親家庭への支援について」江東区に聞きました

みなさん、こんにちは!

助産師・看護師・一児の母
がん・不妊治療経験者
江東区議会議員の酒井なつみです。

江東区議会の2月議会の取り組みを、順にご報告します!

今回のテーマ

今回のテーマは「ひとり親家庭への支援ついて」です。

令和5年度の予算案に、ひとり親家庭への支援策が新たに加わりました。

子育てに関する負担を軽減することを目的に、自宅に訪問し、家事や育児をサポートする事業です。
※事業名は「こうとう家事・育児サポート支援事業」です。

これまでひとり親家庭への家事育児支援を求めてまいりましたので、政策が1歩前進したと喜びもつかの間、課題もあります。

ひとり親家庭への支援について


新事業の課題

  1. 対象は3歳未満の子供のいる家庭であり93%以上が対象外となっています。

  2. ファクトチェックのため、23区のひとり親福祉施策について調査を行いました。その結果、20区がアウトリーチによる家事育児支援を行っていますが、3歳未満と設定する自治体は一つもありませんでした。9区が中学校3年生まで、8区が小学校6年生まで、残りの3区は小学校3年生まで利用可能でした。


政策提言したこと

区の対応を受け以下を政策提言しました。

要望:
①使いたいときに使えるよう、中学校3年生まで対象を拡充すること

対象者を拡充するために、複数の事業者への委託や、人材育成にも積極的に関わること

さらに、ひとり親への支援については、以下についても提言しています。

  • トワイライトステイを導入すること

  • ひとり親家庭支援担当係を創設し、窓口対応力の向上や福祉策の推進を図ること

  • ひとり親のニーズ調査を実施し、事業拡充を行うこと

おわりに


ひとり親家庭当事者の声もよく聞き、サポートや制度づくりに努めたいと思います。

今後も区の取り組みを注視しながら、足りないところがあれば提言を続けます。

引き続き、声を届けてください。

区議会インターネット動画でもご覧いただけます


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