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保育に関するDXについて、江東区に聞きました

みなさん、こんにちは!

看護師・助産師・1児の母
江東区議会議員の酒井なつみです。


まもなく新年度、卒業や入学、就職など新たな生活をスタートする方も多いと思います。
江東区議会では
2022年度の予算(案)を審議する予算委員会が開かれました。

さまざま質問&区へ要望してきましたので、順にご報告していきますね。


本日のレポート内容

今回は令和4年第1回定例会 3月3日 令和4年度予算審査特別委員会(第2日目)に登壇した際の質問&要望をご報告します。

1 保育園入園事務について

2 保育分野のDXについて

3 休日保育について

目次より、関心のあるところからでもご覧いただけます。
また、動画でも公開されています。(江東区議会インターネット中継)

一つ一つの課題を一緒に考え、ご意見寄せていただけるととても嬉しいです。


はじめに

「保育」に関する諸課題ついては、私が議員を志すきっかけのひとつでもあります。

わたしは娘を生後8ヶ月で保育園に預けました。

本当は1歳まで側で成長を見ていたかったし、落ちてもいいって内心思ってました。
反面、どうして入れたい時に入れられないんだろう、もし落ちてしまったら私のキャリアはどうなる?と憤りや葛藤を感じました。

なので、保育関連の施策は、安心して子育てできる環境を整えたり、子どもの健やかな発達のためにも力を入れて活動してます。


保育園入園事務について

昨年度から保育所利用調整にかかる、AIシステムの活用が行われています。

保育所と入所希望者を短時間でマッチングし、1週間〜10日程度の結果発表の早期化を実現することを目的に導入されました。

(システム導入に必要な経費は1,758万円でした。)


昨年度から導入(令和3年4月入所選考)しておりますが、切り替えに伴うトラブル等に備え、従来の利用調整も並行して実施されたため、結果発表の早期化は実現しませんでした


今年度(令和4年4月入所選考)の結果発表の早期化に期待していましたが、1次募集は2日・2次募集は1日と、利用調整に要した期間は昨年より長くなっていました。つまり今年度も早期化は実現しませんでした

Q1.早期化実現への課題と、来年こそ結果発表の早期化を期待しますが、今後の取り組みを伺います。






結果をみると早期化が実現できているとは言えない状況ですし、11月末に申し込み、3月1日発送は遅いと不満の声も聞かれています。

今後も検証・対策を重ね、結果発表の早期化への取り組みをお願いしました。





Q2.今年度から新たに「育児休業延長許容届」を新設したことによる効果を伺います。

育児休業の延長を希望する申込者を把握したことで、より公平な入園調整となることや、入園内定の辞退者数の減少が見込めますが、効果はいかがでしょうか。


A.許容届274名活用(昨年窓口で把握できたのは235名)

内定辞退者昨年217名→今年184名(△33名)手続きが明確化した効果!


Q3.入園事務を行う上での課題として、希望する園数が5つまでと少ないことにより、マッチングができず、保留となることがあげられます。

5園までというのは23区では最も少なく、江東区、足立区、文京区の3区となっています。

10園以上希望できる区が10区あり、そのうち6区は無制限となっています。


内定率向上が期待できるため検討が必要であると考えますが、見解を伺います。


→迷った末、希望に入れなかった園に空きがあった。6つか7つ希望が出せたら1次で決まっていたのではないか‥という声も届いています。繰り返しになりますが5園というのは最低値であり、他区での取り組みなども参考に前向きに検討をお願い致します。


保育分野のDXについて


保育現場、利用者双方にメリットがありニーズが高まっているものにDXがあります。

他自治体では、すでに保育分野でも電子申請が可能となっています。


電子申請とは、自宅や職場などの身近な場所からインターネットを通じて行政手続ができるサービスです。
自宅などから受付時間を気にせずいつでも手続きができて便利です。

東京共同電子申請・届出サービスホームページより

昨日質問のあった保育園入園の申し込みの他にも、休日保育・一時保育・病児・病後児保育の事前登録において電子申請が可能となっています。

Q1.いずれも残念ながら本区の導入はまだですが、休日保育、一時保育、病児・病後児保育の事前登録に関して検討状況を伺います。


→可能なものから順次、早期導入を要望致します。




Q2.今年度区では、保育施設のICTシステムの導入補助、及び、病児・病後児保育の予約システムの導入補助を行いDXを進めています。
希望する事業所で完了しているでしょうか。
特に後者に関しては、来年度予算に計上されておらず、コロナ禍でもあり心配です。希望する事業所にはぜひ導入を進めていただきたく、現在の導入状況及び、来年度の取り組みを伺います。


(※病児・病後児保育:令和3年度予算で一箇所につき100万円の予約システム導入費が計上されていたが、2月末現在も電話予約のみとなっており、導入が進んでいない。事業者に働きかけや事例の共有などしておられないのか、気がかり。)


→コロナの感染状況や事業者の事情などを勘案しつつ、必要なところへは来年度も予算が使えるようにしていただき柔軟に対応いただくようお願い致します。



Q.次に、一時保育や来年度開始する休日保育において、予約システムの導入を求めて質問します。


昨年末「子育て情報ポータルサイト」がリニューアルしました。

みずべで提供するリフレッシュひととき保育の空き情報の確認や抽選申し込みができるようになるなど、利用者の利便性が向上しました。


現在非定型一時保育は対象外ですが、広義では一時保育はみずべ6ヶ所の他にも児童館1館、保育園17ヶ所と様々なところで提供されています。

Q.子育て情報ポータルサイト上でインターネット予約が可能となったみずべ以外も対象とすることはできないでしょうか?また、民間の提供する既存のシステムの活用なども視野に入れて検討をお願いしたいと考えますが見解を伺います。


→社会的なニーズや技術に対応する機能更新は不可欠です。区として保育に関するサービスは一元的に情報をまとめ、登録や申込みに係るハードルを下げていただくことを要望しました。






休日保育について


江東区では、今年7月から区内に新設される認可保育園にて休日保育が開始されます。


休日保育は23区では15区がすでに実施しており、定員は20〜140人と幅広いものの定員平均は55人となっています。


多様な保育の提供については本区の子ども子育て支援計画策定時の調査結果からも4割を超える利用意向がありました。

この調査では回答者のうち38.6%・687人が休日保育を「月1〜2回」利用したいと答えています。また、2.7%・48人が「ほぼ毎週」利用したいと答えています。


新たに本区で開始する休日保育の定員は区内全体で30人程度となっており、区内3ヶ所から希望園を選択し申し込みをするものとなっています。


Q.休日保育を開始することは喜ばしいことですが、区民ニーズとはギャップがある状況と言えます。ニーズとのギャップをどう捉えているのか伺います。


また、本区は対象年齢は1歳以上。年末年始は預かりの対象外となっています。


対象年齢の引き下げに関しては、人数制限を定めつつ0歳からの預かりを受け入れている自治体が10区あり、本区でも検討をお願いしたいと思います。

さらに、年末年始の預かりに関しては年末の預かりのニーズが高いようです。

実施している15区のうち13区が対応しており、本区も初年度から対応可能としていただきたいと思います。まずは輪番制などで集約して実施できないでしょうか。


Q.事業拡充の必要性があると考えますが、見解と今後の展望を伺います。


→今後もニーズ把握に努めていただき、拡充の際には積極的な事業者との調整や区立園での年度内開始を要望しました。


おわりに

レポートは以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!

今回DXについての要望を多くしましたが、利用者視点で区の仕事を見てみると、まだまだDXの推進が必要であると考えています。

保活には苦労や煩雑な手続きが多いため、それらを簡略化し、多様な保育の利用がもっと進むべきと思います。

今回の質問作成にあたっては、学生インターンやママインターンの声や調査を大いに活かすことができました。

ご協力くださった皆さんに心から感謝しています。


これからもがんばります。

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