イレギュラーは本当にイレギュラーなのか?
「イレギュラー」というワードに思うこと。
仕事の中で、業務フローやルールが決まっていてもそこから外れることがあります。イレギュラーな事が起こると、手が止まります。作業が止まります。流れが止まります。可能な限り「悩む、考える、止まる」をなくして、業務が「流れている」状態が理想ですよね。一方でイレギュラーをゼロにすることは現実的に難しいとも思います。
「今回はイレギュラーだから」という理由で、本来の流れから外れた処理を許容することがありますが、気になるのは「それって本当にイレギュラーなの?」について。
前提: イレギュラーとは今あるルール(レギュラー)では処理できないもの
その上で
1) 発生頻度が高いもの
2) 発生頻度が低いもの
※ 発生頻度の高い低いの基準はその組織や事象によって決める
がありそうです。
1)の場合、ルールが合ってないので、現時点でイレギュラーだと思われるものに対するルール(業務フローや作業手順など)を決めて、その事象自体を「レギュラー」なものにしてしまう。
2)の場合、発生頻度が低い(例えば年に一回起こるか起こらないかとか?)、およびそれが起こったときのダメージが軽微(起こったあとにリカバリーできる、リカバリするためのコストを許容できる)のであれば「放置する」という考え方もありだなと。(このあたりはリスクマネジメントか)
ダメなのは1)なのに「今回はイレギュラーだからしょうがないよね」が常態化すること。それはもうイレギュラーではない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?