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自分で自分を褒める事が出来れば、劣等感はなくなる。

2才になる息子が、積み木を上手に積み上げる事ができず、癇癪を起こしていた。その時に「出来る、出来る」と声をかけた。
しかし、それは間違いだったと思った。

なぜそのように声をかけたかと言うと、昔タイガーウッズが父親からそのように言われ続けて育ったと聞いたのを思い出したから。

子供は純粋で真っ白のキャンバス。
大人のように出来る・出来ないで判断したりしない。
出来る出来ると言われて、”親が出来ると言うから出来るはずなのに上手に出来ない”自分に癇癪を起こしていた。

そんな事を言っていたら余計に”自分はできない”と、出来る出来ないで判断してしまう人間になってしまうのではないかと思って、二度と言わないようにしている。
出来ないと癇癪を起こした時は、「一生懸命やったんだね。」と伝えるようにしている。もしくは、「もう一度やってみる?」と聞いてみたり。


大人に対しては逆で、「出来る出来る」と言ってあげたほうが頑張れたりする。笑
それは、成長の過程でほとんどの人が劣等感を持ってしまっているからだと思う。クラスの子よりも走るのが遅かった。勉強の成績がクラスで10番目だった。人よりも仕事が遅いなど。

誰もが劣等感を持ちたいとは思っていないはず。
劣等感とは、自分と他人を比べるから持ってしまう感情であると思う。つまり、自分と人を比べなければ、誰もが劣等感など持たず、自分らしく生きれるんじゃないかな。

よく、人に褒めて欲しい、認めて欲しいという欲求を持っている大人がいるけど、その欲はどれだけ欲しても終わりはなく、次から次へと欲しくなる。永遠に続く。
人から褒めてもらう事を求めず、「自分で自分を褒めること」だけをやっている大人は、人の意見や評価に左右されず、幸せな気持ちで自分らしく日常を過ごせるのではないかと思う。


教育は、順位をつけたがるけど、順位をつけることでモチベーションになり頑張れる子もいる。順位をつけることでヤル気がなくなる子もいる。
どんな事にも良い面と悪い面があり、それはその子によって変わり、それが個性というもの。

大事なことは、その子をよく観察し、どのような言葉がけをするのがその子にとってベストなのかを考え続けることだと思った。

治療も同じで、人をよく観察し、どのような言葉を使い、どのように伝えるか次第で信頼関係は築かれ、効果は変わってくる。
自分が小学5・6年生の時の担任の先生を今でも尊敬しているが、思い返してみると、見事にその子に合わせた伝え方をしていた。

親や先生の言葉で、子供の生き方が変わっていくのかもと考えると、
責任は重大だね。

子供に親の意見や思いを押し付けず、「自分で自分を褒める」という事を親自身が体現し、その背中を見せる事が親の役目であると思う。
まさに子育ては親育てだね。



「〇〇を自分で治す方法はありますか?」


「〇〇のような症状の場合はどんな治療法が良いですか?」


「〇〇のような病気はどのようにすれば良くなりますか?」

などを知りたい方は、コメントに書いて頂くか、プロフィールに貼ってあるホームページから、メッセージを送って頂けたら、それに関する記事を書きますので教えて下さい。

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