逃げてきたらしい 夢日記2024.2.5

 海に膝まで浸かっていた。
 もっと沖の方で何かに遭遇して、そのものから逃げてきたらしい。何人かと一緒にいたはずだが、途中ではぐれてしまったようだ。無事だと良いが。
 砂に足を取られながら歩いて、海から出た。
 砂浜に巨人がふたり、体育座りをしていた。座っていても見上げるほど大きい。
 巨人は無表情で海を向いて座っている。僕の存在に気付いているのかどうかも分からない。
 何のあてもないが、もっと内陸の方へ行くことにする。
 砂浜の先には雪が積もっていた。寒くはないし、触っても冷たくない。木が生えているのをよけながら、ずぼずぼ埋まりながら、雪の中を歩いていく。
 ここにも得体の知れないものがいた。人のような形をした、動く木、だった。浜辺にいた巨人ほど大きくはないが、それでも身長3メートルほどはあって、のろのろと歩いている。こいつらには、見つかるとまずい気がした。
 身を隠すため、雪の中に突っ込み、泳ぐようにかき分けて奥へ奥へ。

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