無言、の夢(2022.10.26)

 勤め先の食品工場。
 整備部門の朝礼当番が僕だった。今日はほかに三人、出勤していたが、全員、僕が何を言っても無言、一切の反応が無かった。仕方がないので、うやむやのうちに朝礼を終わらせた。
 今日の仕事に関する指示も無かったし、特に急ぐ案件も抱えていないので、別の課題に取り組むことにした。
 整備部門・製造部門を問わず希望者が参加している、工業系の勉強会がある。狙いは製造部門の若手に整備技術を習得させることだった。整備部門の人はみんな、今さらそんな勉強なんぞ必要あるか、という態度だったが、僕だけ講師の補佐のようなポジションで参加していた。
 モーターで走る小さい車を組み立てる、という課題だった。製造部門の人たちには組み立てるだけで良い、キットとして一式が支給されるのだが、整備部門から唯一の参加ということもあり、僕は廃材を利用して車を作ることにした。
 今日は部品探しをする日、にしよう。

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