となりの家の庭を、の夢(2022.11.16)

 自宅の玄関を出たところ。
 まだ雪は積もっていないが、とても寒い朝。僕も冬用のコートを着込んでいる。そして、二十代に若返っていた。
 どこかに行く用事があって家を出たのだと思う。ここから、なぜかとなりの家の庭にお邪魔する。
 家の側に梅と桜の木があって、あとは腰の高さほどの低木がたくさん生えていて、木の間を縫うように踏み固められた狭い通路がある。
 コートを引っかけないように気を付けながら迷路のような通路を歩き、通りに面した柵を乗り越えた。
 通りは、一方に向かって歩いていく若者がたくさんいた。何となく、その流れに加わる。行き着いたのは、とある大学だった。中に入ってみる。
 僕は工業高校を卒業して就職したのだが、家庭環境が違えば普通高校から大学に進学という人生も、あったかもしれないな、などと考えながら、ぼんやりと大学内をうろつく。

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