酒場の片隅 夢日記2023.4.1


 オーストラリアの酒場。
 隅っこに置かれたテーブルが僕の専用になっていた。といって、毎日のんだくれているわけではなく、仕事の作業場として借りているのだ。なぜ酒場の片隅で作業しているのかは、分からない。
 僕の仕事というのが、楽器の修理業だった。今日はトランペットを直している。
 酒場の客は白人、黒人が半々くらい。来店時にひと声かけてはくれるが、飲み始めれば僕のことなどいないも同然だ。見慣れてすっかり溶け込むくらいの時間を、ここで過ごしているのだろう。

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