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病院。 この建物も、周りの町並みも、石造りである。僕は甲冑を身に着けており、街行く人…
自宅。 動画サイトで生配信番組を見ていた。 都市伝説を検証する番組だった。取り上げら…
勤め先の幼稚園。 職員室の出入り口付近に、ギターが置いてあった。ギターケースの外側を…
勤め先の食品工場。 敷地内の空いているところで、見慣れない物が組み立てられていた。ロ…
渓流沿いの崖の上。 温泉街にでもなっていそうな立地だが、ここは倉庫街だった。 妻と一…
ぼろぼろの家が建ち並ぶ区画。 家というか、小屋というか、テントに毛が生えたようなもの…
戦隊ヒーローの司令本部。 我が戦隊の司令官は、女性だった。元子役タレントで、いまでも美しく、実年齢よりは若く見える。 しかし、最近は若作りが過ぎるのではないかと思わなくもない。 若く見えることに対する執着が激化しだしたきっかけが、現役アイドルが戦隊のピンクとして加入したことなのは明らかだった。 張り合ってもしょうがないでしょう、とは言いづらいし、業務に支障が出ないなら、放っておくことにする。
勤め先の会社。 事務所でスマートフォンを使っていた。 なぜか地図アプリが閉じられなく…
知人の家。 水耕栽培のキャベツを収穫、新鮮なサラダをご馳走になる。 食べている間中、…
自宅。 子どもがもうすぐ生まれる。早く支度をして病院に行かなければ。 しかし、妻が家…
黒い土の大地。 雨が降った後なのか、ぬかるみがひどい。 水を含んで柔らかくなりすぎた…
川沿いの道。 自転車のロードレースで、コースの一部が、この道だった。しかし、このコー…
海岸。 砂浜からひとつかみの砂を取り、口に入れる。うーむ、じゃりじゃりするだけで、お…
戦隊ヒーローの基地。 基地内の医務室で、僕はベッドに横たわっていた。 体が動かない。重傷と言っていいだろう。悪の秘密結社との戦闘で、こっぴどくやられてしまったのだ。 合体ロボのうち僕が操縦していた一体も、大破してしまった。 基地内に警報が鳴り響く。こんなときに、敵の追い打ちである。 僕の代わりに、若い訓練生が出撃した。新型ロボの開発も完了していた。戦隊本部は不測の事態への備えも万全だ。 ヒーローを引退する時期が来たのかもしれないなあ、と病室の天井を見る。