学生向けキャリア支援事業の詳細について


前回に続き学生向けキャリア支援事業部について、具体的にどのようなプログラムを実施しているのかについて解説していきたい。




前回のあらすじとしてSAIKAIのコンセプトである“納得のいく進路選択をする為に必要な考え方やスキルを学ぶ場所を提供する”について、市場の話から考え方のステップについて解説してきた。
詳細はこちら。


■SAIKAIのプラットフォームとは


“納得のいく進路選択に必要な考え方やスキルを学ぶ場所を提供する”を元に全国の大学生が集うプラットフォームを展開。
大学生だけで構成されるサークル活動や学生団体ではなく、人材育成のプロが立ち上げたプラットフォームだからこそ成せるSAIKAIならではの3つの強みで、学生のキャリアを全力でサポートしている。

SAIKAIを運営してくれている大切な仲間


FEATURE01_Presentation
「プレゼンスキル」を徹底的に磨くためのアウトプットの場を提供
「選ぶ前に選ばれる自分になる」ための準備の場を提供。会社選びに大半の時間を割いてしまい、選ばれるために必要なプレゼンのトレーニングを行っている学生はまだまだ少ない。

SAIKAIでは様々なコンテンツを通じてプレゼンの訓練を徹底的に行い、本番の面接で自分の想いをしっかりと発言できる状態に導く。
📖代表道下からのプレゼンテーションにおけるスキルアップ講座
📖特別講師による面接講座への招待
📖週に一度のアウトプットの機会を提供

ここではプレゼンテーションにおける構成案の考え方から具体的な落とし込みまでの技術は勿論のこと、話し方における指導も実施している。


FEATURE02_Career Support
社会人になるための準備の場として自分自身のキャリアと向き合う場を提供
長い目で自分の人生(キャリア)と向き合うためのプログラムを実施。“ファーストキャリアを選ぶためだけ”の就職活動になってしまいがちな課題に対して、SAIKAIの自社プロダクトである連用日記「5年日記」を用いた内省プログラムや、企業向けの人材育成プログラムを活用し、自分の人生を切り拓いていける状態に引き上げる。

📖社会人基礎力研修
📖「5年日記」を用いた内省のワーク
📖特別講師を招いて、様々な角度から自分自身のキャリアと向き合う場を提供

弊社の看板商品である連用日記を用いた内省や、特別講師を招き様々な角度からキャリアに向き合う場を用意していることも特徴の一つ。


FEATURE03_Friends
SAIKAIのコンセプトに共感し全国から集まる、人生をかけた深い関係が築ける仲間とのご縁の場を提供
就活が終わり社会人になってからも、長い人生をかけて築ける関係性を築けることも特徴の一つ。
孤独との闘いになってしまいがちな就活だがSAIKAIでは切磋琢磨できる関係を築くために、様々なコンテンツを通じてお互いの関係を深められる場を提供している。

📖様々なバックグラウンドを持った学生が全国から参加
📖毎回異なるペア組み
📖随時新しい学生が参加するため、どのタイミングからでも参加しやすい

学校を卒業し社会人になった後も、SAIKAIでご縁があった仲間同士で再会し楽しそうな写真を送ってきてくれる卒業生も多い。やりがいを感じる瞬間の一つでもある。


上記の大枠に対して、ここからはより具体的な内容移っていきたい。





■サービス内容詳細


5つのサービスで納得のいく進路選択をするための考え方やスキルを学ぶ場を提供。
オンラインで毎週実施する様々なプログラムを通じて、納得のいく進路選択をするために必要な考え方やスキルを学ぶ場を提供している。
基本的にはオンラインでの実施がメインだが、時にはオフラインでの交流会や合宿型のイベント等、量と質を重視したハイブリッド型のサービスを提供。


01_模擬面接講座
本番を想定した面接講座を週に一度実施。講義を受けるだけでなく、プレゼンテーションの練習、グループワーク、自己分析、実践の時間を設けているため、「面接本番」に活きる力を身に付けられる。

📖週に一度、プレゼンの場を設定
📖反復して実施することで定着を図る
📖毎回新しいペアと組めるため、緊張感を持って取り組むことができる
📖2時間かけて実施するためガッツリ濃厚な内容!

私達大人が面接をするのではなく学生同士でプレゼンのトレーニングをするということも特徴の一つ。大人が面接をしてFBをするというのも時に必要だが、毎回実施していると学生が自分で自分のプレゼンを振り返る力を身に付けることができない。自分でPDCAを回せるようになって貰いたいからこそ、学生同士での実施を大切にしている。


02_超即興プレゼン練習
毎月1週間のみ朝6時半から7時半に「読書会」という名の超即興プレゼン練習を実施。その名の通り、15分間の読書後すぐに3分間のプレゼンをペアで実施。インプットとアウトプットのトレーニングになることはもちろん、即興でのプレゼンの訓練になる。

📖平日の朝6時半から7時半に開催(※任意参加)
📖面接で最も必要な「その場で瞬時にプレゼンするスキル」が身に付く
📖インプットとアウトプットのトレーニング
📖定期的に行うため、習慣化スキルも身に付く

1人での早起きは苦手でも、頑張っている仲間が参加すると思うと自然と早起きが出来る様になる。次第にそれが習慣となること、これがSAIKAIの良いところだと思っている。


03_代表道下による研修
この道10年を越える、人事・採用のプロである代表道下自らが実施する月に一度の研修。プレゼンのスキルアップはもちろん、ヒューマンスキルや内省力、思考力も向上させるような内容となっている。

📖5年日記を用いた内省も実施
📖意思決定をする上で必要な思考力や地頭を鍛えられる
📖社会に出た際に役立つヒューマンスキルも身に付く

学生には常に考える力を養って貰いたいからこそ、インプットの講義ではなくアウトプットに比重を置いた講義を実施。数々の先輩方から学んできたことをより分かりやすく丁寧に道下より伝えている。

04_月末振返り会
1日の終わりにその日の振り返りとして、1日5行の日記をつけることを徹底。それを元に月に一度内省のワークとしてアウトプットの場を設けている。自分で自分の人生を振り返り、言語化できる力を身に付けていく。

📖内省の習慣が身に付く
📖自分を客観的に見れるようになる
📖言語化能力が格段にアップする
📖仲間同士で振り返るため、刺激をもらえるだけでなく、応援し合える関係値が築ける

単にプレゼンテーションのスキルを向上させるだけでなく、仲間同士を心から応援し支え合える関係が構築できる場。1ヶ月の取り組みや自分の思いを仲間が真剣に聞いてくれるため、メンタルをよい状態を保つためにも最適な場となっている。


05_合宿型採用イベント
肩書きではなく「人」と「人」として向き合い、価値観でマッチングすることができる他にはない採用イベント。全国の就活生、そして全国に広がる企業の人事と36時間を共に過ごす非日常空間のイベントで、他では得られない深い関係を築くことができる。

📖初日は大学・企業名を伏せた状態でイベントを進めるため、両者のバイアスなく向き合うことができる
📖2日目は肩書きや経験を開示し、本番の面接さながらのプログラムを実施
📖BBQやボードゲーム、お酒をかわしながらキャリアについて語り、深い関係を築くことができる
📖参加学生から「大学時代」において3本の指に入る思い出になったと言われるくらい大絶賛のイベント

合宿イベントについては次回のnoteで触れていきたい。


以上がSAIKAIで実施している具体的なプログラムだ。

これらを2,980円/月 で受け放題ということにしている。最後にマネタイズについて解説していきたい。



◾️ マネタイズは学生を対象にしている理由


弊社は人材紹介事業をしていない為、新卒採用イベント以外は全てマネタイズが学生に向いていることも特徴の一つ。学生の人生を誰よりも近い場所で伴走し、その人の納得のいく進路選択、キャリアの選択が出来るお手伝いをしたいという思いからきている。
本来であれば学生は全て無料にし、マネタイズは人材紹介事業として実施した方が企業にとっても学生にとってもwin-winだと考える人が大半だ。
そうすれば学生は無料なので一人でも多くの学生に参加してもらうことが出来て企業の人材不足の課題解決の幅も増える。
そのスタンスも人材紹介事業ならではの魅力だと思っているが、現時点で私はそうはしない。

一つの理由として“無料にすることでなんとなく参加する学生が増えること”だけは避けたいからだ。
SAIKAIのインターン生を始め我々は、全身全霊を込めて、自分の大切な時間と想いを割いて学生と向き合っている。だからこそ、学生の参加費を無料にしてしまうとどうしても熱量に差が出てくる。
物々交換が世の中の原理原則であるからこそ、その原則通り、学生もありがとうの対価を最低限払う環境にするべきだと考えている。
そうすることで学生と我々のベクトルが同じ向きになり良い関係を築けるようになる。だから学生からもお金を頂くということを大切にしている。

しかしながら私自身はこの事業は社会貢献の一環だと思って実施していることもあり、一人の学生に多額を支払ってまで受けて貰いたいとは思っていない。
学生も学業やプライベートの両立を限られた資金でやりくりするのは決して楽ではない。私自身も学生時代は体育会野球部に所属しながらも金銭的な事情で2つのアルバイトを掛け持ちしながら過ごしていた。そんなこともあって、学生にとっても良心的な費用で思う存分受講して貰いたいと思っている。

その為、弊社の収益の大半は企業案件で獲得しているので学生には恐らくそこまで高いハードルではない価格で受講いただいている。
あとは合宿イベントに参加していただく企業からのマネタイズも含め。

経営者としてこの考え方が正しいのかと問われると、収益が大きいわけではないが故、指摘を受けることも少なくない。ただ、それ以上に私自身が学生やインターン生から学ばせていただくことも多く、収益以上の恩恵を受けていると感じている。
時代の変化に伴い学生の仕事観にも変化があるからこそ、近い距離で情報をキャッチできることで大切なクライアントの人材育成や採用課題の力になれているという事実もある。

それらの理由からこれからもSAIKAIは学生にとって一番の伴走者でありたい。
そして、その想いに共感してくれた学生や企業とのご縁を大切に再会出来る関係を築いていきたい。
これまで通り、これからも。

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