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【Starlight Destiny#42】いやいや行ったそろばん教室

父や高畑のおばちゃんたちは
商売をやっているときに必ず「そろばん」を使って計算する
パチパチ聞こえる音がとても心地いい
父に習ってみたいと話したら家から歩いて10分ぐらいのところに
個人宅で教室があると聞いていくことにした。
あまり人と言うより、安易にそろばんを習うという頭しかなかった
そろばんの先生は男性でかなり厳しい方
少しでも間違えたりすると、大声で怒鳴られたり、手を叩かれたりする
最初は我慢していたけど、どんどん苦痛になってきた。
妹は入って2日で違うお友達が通う教室に移動した
私は嫌だったけど、私がいなくなると生徒がいなくなることを考えていた
一対一で習う苦痛
ねがいましては~の声が何十年たっても聞こえる
ここまでくると意地だった
先生が勝つか 私が負けるかの二択
何年かすぎたころ、私は2級を習得できた。
それから数年後、先生が突然亡くなった
彼の最後の生徒としてはどうだったんだろう?と考えたとき
風星が
「長はどうかは別として彼は長が来るの楽しみにしていたようです
よい学びをうけてよかったですね。」
そしてそのころから
天国への電話と言う自分でもよくわからない伝言が発動した
心の中でお伝えしたい人を思い出し、声にしてお伝えすると
その日の晩に必ず夢枕に送った相手が立ってくださるありがたい現象が起きる。

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