【Starlight Destiny#31】日々大変の意味その1 私とバイオリン
姉妹にピアノを習わせて
エリーゼのためにを聞くのが父の夢になり
夢の片棒をかつぐのが妹になった
私はテレビで見たバイオリンが気に入ったので
父にせがみバイオリンを買ってもらった
家からバスで30分・その後電車で15分の個人宅で
バイオリンを習うことになった
一生懸命通って3か月を経過
毎日家でも練習して
川田さん夫妻・高畑のおばちゃんにも聞かせていた
みんなに褒められていた
しかし 地獄はすぐ来た
お店でお父さんがお昼を食べているときに少し店番をしていた
知り合いの大工さんが来て
「〇〇さんち、改築してるなら声かけてくれなきゃ
俺手伝うのにさ」と言われた
「うちは改築してない」と話したら
「ぎ~ぎ~、のこぎりをたてるのが下手な大工だなと思ってたけど
家族でやるならさ~プロを入れてよって言っておいて」
高畑のおばちゃんが去っていく大工さんを捕まえて事情を説明
それ以来バイオリンはいとこに譲った
彼女は音大を出て今はバイオリンを自宅で教えている
奇妙な偶然
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