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家族のこと『父母』(noteでおしゃべり):93/100

45日間で100本noteを書くチャレンジをしています。
ラスト20本はこちらでお届けします↓↓

・SAKAMO と ばたち で同じテーマについて話す『noteでお喋り』
・『弱い(全5回)』『好き(全5回)』『家族(全5回)』『仕事(全5回)』
・4つのテーマで全20回でお届けするシリーズとなっています。
・よろしければ、それぞれのnoteを覗きにきてくださいね。

父と母に思うことを別々にnoteで書こうと思ったが、
自然と一緒に書きたいと思った。

僕にとっては、両親ということなのだと思う。

父親も、母親も、それぞれ個人だし、ひとりの人なのだけど、息子の僕にとっては、いつまでも両親という感覚なのだと改めて思った。


僕は、大人になるまで、それこそ30代になるまで、親のことがあまり好きではなかった。

好きではないと思っていたのだ。

けど、今思えば、ただの反抗期だったのかもしれない。
反抗期というより、ただスネていただけかもしれない。

もっと、愛してー!と訴えるために、無言の抵抗をしていたのだと思う。

けど、今振り返ると、父も母も、たくさん愛してくれていたのだ。

なに不自由なく暮らすことができていた僕がいたのだ。

この不自由なく暮らすというのは、とても大変なことだ。

今、親になって思う。
僕たち夫婦には娘一人だけど、これが3人だと思うと想像ができない。

両親とも仕事もして、休みの日は田んぼや畑をしてと、忙しくしながらも、
学校行事、部活、旅行、スキー、いろんな経験をさせてもらっていた。

僕は、浪人して、東京の大学に行ってと、弟や妹より仕送りも大変だったと思う。


僕は、愛されていない!と拗ねていたけど、実はめっちゃ愛されていたと、今なら思うのだ。

子育てしていて、余裕がなくなって、愚痴をいうのも、喧嘩するのも、普通なことだ。

喧嘩している両親を見て、喧嘩なんかしないでほしい!と思っていたけれど、喧嘩できる関係性はすごいことだと思う。
僕たち夫婦は、感情のぶつかり合いをまだ避けている感じがしている。

もちろん、喧嘩をして感情的になっているのを、周りが受けることはしんどいこともある。僕が子どもの頃にしんどいと感じていたことも事実だ。

しんどいこともあるけど、楽しいことや愛もたくさん与えてもらっていたのだ。
しんどいことだけを、選択的に記憶して、よかったことを忘れたり、ないことにしたりしようとしていたと思う。

僕が、20代の頃、自分を変えたくて、親を変えたくて、いろんなものに手を出して騙されそうになっていたときも、両親は僕のことを信じてくれていた。

否定せずに、信じてくれていたのだ。

僕は、それに気づくことができていなかったのだ。

いつも信じてくれていて、ありがとう。
二人に信じてもらえていたから、いま僕はどんどん自由に生きていけるようになっている。

いつまでも、父母は、僕にとっての親だ。
良いことも悪いことも経験させてもらった。

二人がいたから、今の僕がある。

父からは、好きなことに夢中になる部分を学んだし
母からは、諦めない姿勢を学んだ。

今の僕は、自然と、二人の親にものすごく似ていると思う。

離れていても、歳をとっても、やっぱり親は親で、子どもは子どもなのかもしれない。

そんなことを思ったよ。

父と母との思い出を書こうと思ったが、僕が両親に思っていることを書きたくなって、書いちゃいました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまたー

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SAKAMO | 坂本岳之
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