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皮膚が弱い(noteでおしゃべり)

・SAKAMO と ばたち で同じテーマについて話す『noteでお喋り』
・『弱い(全5回)』『好き(全5回)』『家族(全5回)』『仕事(全5回)』
・4つのテーマで全20回でお届けするシリーズとなっています。
・よろしければ、それぞれのnoteを覗きにきてくださいね。

面の皮は厚そうに思われているが、実は皮膚が弱い。
と言っても、敏感肌化粧品を買うほどじゃないし、大抵のことは平気だと思っている。

でも、私は皮膚が弱いと思っている。
山に入ると何かの植物にかぶれるし、金属アレルギーなので、18金以上のゴールドかプラチナ以外の金属にすぐただれてしまう。
ジュエリーボックスの中には買ったはいいが、身につけられないモノが半分以上だ。

皮膚が弱いと思ってしまうのには、行動制限や表現の自由を奪われている感じがするからなのかもしれない。
すごく大げさに言っているが、私の中ではそのくらい弱点だと思っている。

植物にすぐかぶれるから、山道を歩くのが怖い。
何にかぶれているかも分からないから、どの植物に触れるのも怖い。
だから、自然に触れることをできるだけ避けてしまう。
それは、私の行動範囲を狭めている。
だから、世界を旅するのも怖くなってしまう。
世界には私の想像もしていない植物たちで溢れかえっていることだろうと。

大切な人から記念にもらったシルバーのネックレス。
嬉しくて2時間くらいつけていたら、その後、3週間くらい赤みとかゆみに悩まされた。私はそのネックレスをつけて堂々と街を歩きたかったのだけど、それは叶わなかった。
私が望む表現の自由は奪われた。

こんなこと大したことじゃないこともわかっている。
みんなそれぞれ持っている弱さの一つや二つはあることも知っている。
だから、あえて口にもしてこなかった。
それぐらい、大したことない弱さだと思っていたから。

でも、今回、この弱さと言うテーマについてnoteを書くことになって、なぜか「皮膚が弱いな」と頭に浮かんだ時、私はこの思いを成仏させたいんだなと思ったのだ。

大したことないことだって、言っていいんだ。
大したことないって思ったって、書いていいんだ。
大したことないことだって、自分の気持ち大切にしてあげたい。

今回、このテーマを書くことにならなければ、そのままの気付かずにいた私の思い。
このnoteでちょっとだけ、私の皮膚ちゃんに寄り添えた気がした。

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