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四季を活かす在り方で

私に最も近いnoterが、6月6日で休載する。復帰は9月5日と決めたようだ。なぜ、定期的に休載するのだろう。訊いてみた。

 🌿 🌿 🌿

「どこか具合でも悪いのか、ご心配の方もあるみたいだけど。健康ではある❓」

『そうなの。ご安心下さい、スビバセンって感じ。もっとも、還暦を過ぎたら、あちこちガタは来てるけどさ。まぁ、それも含めての健康かなと。ぶっちゃけ夏は忙しくて』

「塾の先生じゃ、稼ぎ時だよな」
『使ってもらえるうちが華さ』
「でも、6月から休むって、何かあるの」
『やっぱ、日本の四季を大切に、かな』

3ヵ月ごとに区切りをつける。春夏秋冬に合わせるらしい。我が国の気候風土を考慮したライフスタイルという。合理的な一面はあるものの、異常気象で季節感が薄れた。

 🌸 🌸 🌸

『たーしかに確かに。でもさ、宇宙規模で見れば、地球は坦々と太陽の周りを回っているわけですよ。変わることなくね』

視点が急に広がったな。宇宙規模かぁ。普段、そんな風に考えてないから驚くよ」

『例えば、反発し合う人がいるとしよう。真逆の方向へ進むのね。でも地球は丸いから、南極で別れて北極で再会するわけよ』

「スケールが違うな。でもそっかぁ。戦争してる国だって、宇宙の果てから見たら、一点に吸収されちゃうものね。反目するなんて、砂場の幼稚園児並みのレベルだな」

 🐨 🐨 🐨

視点を自由に変える。人の特権だ。自分の言動が相手から見てどうか。精神の枠組みを広げて大きくなる。だから「大人」なのだ。

自分視点だけで見れば不自由になる。肉体感覚が優先するから、自分の殻に閉じ籠ってしまう。意識の次元へシフトすれば、全てに浸透し自他は消える──ということらしい。

『自分自身の在り方を見直すのさ』
「え。在り方ってそういうこと」
『おやまあ。どう思っていたんだろ』
マインドセットを変えるのかと」

『やれやれ。それって思い込みを正すことだろ。時間かかるな。労多くして功少なしってやつ。在り方を見直すのは一瞬だよ。現象に顕われるまで、少し掛かるけど』

「もしかして、それが3ヵ月」
『一つの目安ではあるね』
「人の噂も75日か」
『種を撒いて、収穫するまでの期間さ』

 🍈 🍈 🍈

視点を変える。出来そうで難しい。しかし、自由自在な意識として宇宙いっぱいに広がるなら、いつでもどこでも誰でも、瞬時に可能だ。それが在り方を見直すこと。

『自分ファーストって、欧米の発想さ。一歩間違えば、只の身勝手になる。仕方ないよ。自他が分離した言語で思考するからな』

「ほほお。これはまた過激なご発言。まぁ、思考って言語に支配されるよね」

『他人の目を気にする。悪いことじゃない。空気を読んで、場違いな言動は避ける。日本語って、私・僕・あたし・オレ、相手に合わせて自由に選べるシステムなのさ』

「確かに。結婚式では笑う。葬式なら泣く。自然な振る舞いだね。逆をやるのは、個性的っていうより不興を買うだけだ。なるほど。他人の目を気にするのも一理ある」

 👓 👓 👓

『オレたち、自己と他者が未分化な状態で生まれるでしょ。それから自我を確立させるわけよ。ところが、自我って厄介だから、扱い損ねて消したくなっちゃう』

「折り合いをつけるのが難しい」
『あはは~誰が折り合いつけるのさ』
「え。いや。その。良心というか」

『それって、自我の作り出した幻想に過ぎないよ。そもそも、自我は意識が創り出したアバターだもの。自由自在な意識であったことを思い出せばいいのさ』

「ちょっと待ってくれ。じゃあ、わざわざ不自由な自我を創って、忘れるほどに成り切って、それからまた自由な意識へ戻るのか」

『それが大人になるってことさ』

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「休みの間は、noteへ来ないの」
『いや。読ませていただくよ』
「スキを下さる方へお返しだね」
『マーケティング調査でもあるのさ』

「ああ。なるほどね。確かに。作家・記者・編集者が最も知りたいのは、どんな人が読んでくれるかだもんな。その点、スキは最高の顧客データになってくれる」

『連載してると、一週間、アタマん中が次の更新で一杯になるわけ。読ませて頂く時も、ついどう活かすかを考えちゃうんだよ。夏は虚心坦懐に味わおうと思うのさ』


ではまた💚



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