To be or not to be.
進むべきか退くべきか。
私たちは二者択一を迫られます。
仕事でも私生活でも。
To be or not to be.
名台詞を囁きつつ、いつものように賢者さまのお知恵をお借り致しましょう。
─BGMはこの曲👇ご存知でしょうか─
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自信と不安の狭間で揺れ動く。目の前にある二つの道。どちらが正解だろう。迷います。決断してもまだ揺れてしまう。
本当にこれでいい?
今なら引き返せる。川の流れは止まらない。行き着く先は大海原か滝の底か。
誰か教えて──
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『非常事態は神仏にでも縋りたくなります。数値や理論じゃ乗り切れません』
「まずあり方じゃ。根本を確認する」
『は。どういうことでしょうか?』
「よいかな。選ぶ前に離れてみる。二つの選択肢が存在する背景を確認するのじゃ」
『え。二者択一から離れる──』
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私たちは、二者択一から選ばなければとダメと強力に刷り込まれているのです。
それ以外を見る💡
選択肢を増やすのではありません。
あり方を見直すのです。
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『こってり焼肉定食。つるるっと蕎麦。あ。たらこスパゲッティがいいかも』
「やれやれ。それではさらに迷うじゃろが。なぜ食べるか。食べないといかんのか」
『え。そっち( ̄。 ̄;)』
「世の中には不食というてな、食べんで生きとる仙人のような方もいらっしゃる」
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あり方を見直すにはハラです。
ただハラを意識なさるだけ。
ハラとは背骨の最下端にある仙骨です。
仙骨を意識した途端、私たちの思考回路は切り替わります。あり方が変わるのです。
仙骨で異次元発想💝
頭脳は蓄積された情報から判断します。
仙骨は自由自在です。
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『でも賢者さま、焼肉か蕎麦かスパゲッティか、選ばなくてよろしいのでしょうか』
「あのなぁ。そういう余裕のない心境で選ぶから、後悔する展開へと繋がるのじゃ」
『なるほど。では仙骨を意識して……まぁ一食ぐらい抜いても死にませんかね』
「いやいや。人間はいつか死ぬのじゃ」
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To be or not to be.
この台詞、どう訳しましょうか。
単純な英文ですが、前後の文脈や歴史的背景まで考慮すれば複雑になるようです。
私はあり方として捉えました。
本来のあり方を見直すのか、それともあり方など考えず、やり方だけで進むのか──
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『仙骨を意識したら力が抜けました』
「うむ。あり方が変わったのじゃ」
『二者択一も少し違って見えます』
「少しの違いは大きくなるのじゃよ」
『え。どういうことでしょうか?』
「少しでも積み重なってくるからな」
『なるほど。塵も積もればですね』
「うむ。やがて大きな山となるのじゃ」