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「話すネタがない」?音声配信で話すネタが尽きて困っている人への処方箋

こんにちは。合同会社サン-リブ社員の堀内崇です。ラジクリ!音声ポッドキャスト配信ディレクター兼「はたらくLP」ディレクターを務めています。

今回は

「音声配信で話すネタが尽きて困っている」

というテーマについて語ります。
では早速いきましょう↓

そもそも何を話したら良いの?話すネタがない


音声配信を始めると必ずぶつかる壁として、

何を話してよいかわからない・話すネタがない

があります。

音声配信の挫折の原因のトップ3(私見)が

1位 音声配信したけど結果が「無風」だったから
2位 話すネタがないから
3位 飽きた、モチベーションが下がった
(次点:本当に多忙になった)


…という結果かなと予想 笑。

音声を配信して投げ銭があったとか、いいねがやたら多くもらえたなど効果があればうれしくて続けられますし、飽きなければ続けられます。

これと同様で、話すネタが尽きなければ音声配信は続けられます。ブログと同じですよね。

音声配信したいけど…と二の足を踏む人はだいたい「話すネタが途中でなくなるから」がほとんどです。
では、この話すネタがない問題、どうしたらよいのでしょうか?

聴いてもらいたい人は誰ですか?

ではそもそもの質問です。

あなたの音声配信を聴いてもらいたい人は誰ですか?

もうすこしかいつまんで言いますけど

あなたのお客様は何のために何を知りたい・聴きたいのですか?

さらに掘り下げて言いますけど

あなたのお客様は具体的に誰ですか?

という質問にもなります。

リアルなシーンでも話す相手がいないのに会話するのはできないですよね?(それは「ひとりごと」)なので、対話したい相手を設定しましょう。

要は「What trouble(どんなお悩みを持つ)」「Whom(誰に)」です。

悩みを持つ人・問題を抱えている人はその悩みや問題を聴いて欲しいし、アドバイスでもいいので解決する方法を知りたい、むしろ(誰かに)解決させて欲しいのです。自分ひとりではなんともならないから。

ですが、それらをまともに聴いて貰える人がいないまたは代弁する人がいないので困っているのです。

なかでも3番目の質問にある「具体的に」がポイントです。
「具体的なその人」が聴きたいことがあなたが話すことのネタになります。

「具体的なその人」が聴きたいことをリサーチしましょう!

ちなみに私のブログ・このnoteであれば

・集客・営業の「足し」として音声配信に使い、専門性を知ってもらいたい中小企業診断士、経営コンサルタント・先生など「教える」職業の方
・転職を検討してもらう人を自社に集めたい転職アドバイザー・キャリアコンサルタント
・スキルや社風が合う人を採用をしたい中小企業の経営者・人事採用担当

が「具体的なその人」になります。

話す内容は「目の前の人が相談した場合」としたら・・・

「その具体的な人を設定できたとしても話すネタがない」
ことに陥るかもしれません。

では、こうお伝えします。

目の前にその人がいたらどんな悩みを話してもらえますか?
話してもらった内容に対してどのように声をかけますか?

目の前に困っている人(=あなたのお客様となる人)がいたら、どう思いますしょうか? なんとか手助けしたいと思いますよね。

想像してください。はその人はどんな悩みをあなたに話してもらえるのでしょうか?

ここで注意して欲しいのは「現実的であること」です。想像はしてほしいですけど、妄想は×です。想定している悩み・ターゲット像が現実にいないとただの妄想でしかありません。

そして、じっくり耳を傾けて聞き出したそのお悩みに対してどのように声をかけますか? これに対する答えはいろいろありますがまとめると

お悩みに対して「お役に立ててもらえること」

に集約されます。
あなたが話す内容は相手のお悩みに対して「お役に立ててもらえること」について話せばよいのです。これで何を話すか(=What)が決まります。

さらに

目の前の人に伝えたあと、どんな気持ちになって、どんな未来になってほしいですか?

が大事です。目の前の人に対して「ありがとう!助かったよ!」って言ってもらえて喜んでもらえたらうれしいですよね。それを話せばよいのです。

あなたが話したあとに、相手にどんな(良い)未来がやってきてほしいか(=What future)を想像してほしいです。


え?それでも言えない???

では、あなたが新規営業の現場または採用の現場で見込み客(面談する人)に対して何を伝えているのでしょう?

あなたが相手に対して心を込めて伝えたことにより、案件獲得できた、採用に至った事があったと思います。それはそれで立派な成功事例ですよね。
そのときに語ったこと、語ってもらったことを音声で話してみてはいかがでしょうか。

もちろん、守秘義務の関係もありますので社名や守秘義務に関わる情報についてまで話す必要はありません。しかし、お客様にあたる方(=見込み客)は常に自社・自身にとって最適なパートナーを求めていることには変わりません。
同じような悩みや問題を抱えているケースが多いのです。そういったお悩みや問題を抱えている企業や求職者に見つけてもらう施策も必要です。

「お客様の声」を匿名でも良いのでしっかり聴きだして、聴き出した内容を元に一般的情報として語っていただければ、情報漏えいに当たることもなく自社へのメリットや見込み客へのベネフィットを伝えることにつながります。

以上の内容を音声で語ってみませんか?

「急に話せないよ!」というときの処方箋

「内容についてはわかった。だけど、何も準備していないとうまく話せなくて…」
わかりました。話下手、文章も決してうまいとは言えない僕が良い方法をお伝えしましょう。

ブログが書けない、音声も話せない。結局続かない。
この原因としてひとつ挙げますと

「当日に発信内容を考えるから」

が大きな問題かと考えます。
当日の書くタイミング・収録のタイミングで「さあどうしようか」と考えているケース。

これこそが間違いなく、コケる前兆です!!

時間が無限にある人なら問題ありませんが、そんな人はそうそういません。時間が限られる人にとって当日に内容を考えるのはあまりにも非生産的。発信のタイミングで内容を「さあどうしようか」と考えることが3日続くと間違いなくどんな人でも続きません。

なぜなら、

当日考えつかなかったら、そこでゲームオーバー

なんですもん。。

ブロガーの方しかり、音声配信者しかり、毎日続いている人は常に毎日アウトプットするためにネタを探したり能動的に情報を収集しております。それらを整理して音声や文章で届けるだけでも大きいです。

(お客様のお役に立てる)情報収集に常にアンテナを張り、
整理して届けることが9割

と言っても過言ではありません。

◆マインドマップにまとめよう

「整理」するといっても、なかなか整理ができなくて…という方には、話を整理するツールを紹介します。

話すことを整理することについては、マインドマップが最強です。

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僕はMind Meisterというアプリを使用しています。
3点までなら無料で作成可能です。
Mind Meister

ブロガーやwebマスターの方など多くの方が利用されているマインドマップ。こちらを使って断片的に要点をまとめるのです。

「まとめる」と言っても、はじめからまとめようとする前に、キーワードだけでもつないでみるのです。

僕は結構思考がぶっ飛びやすく、話が整理されないケースが多いです。(これはすごい悩みです。。)
しかし、ブログを書く前や音声で話す前にマインドマップで整理するようになってからブログが続けやすくなりました。(僕自身は話すより書くほうが得意です)

もっとも、真っ白な状況で書き始めると「あれもこれ書いちゃわないといけない」となってしまうのですよね。
音声で話すことも同じで、話しているうちに話があちこち飛んでしまう…などになるケースは「あれもこれ話さないといけない」との思い込みからそうなってしまうのです。

マインドマップに書き出すだけで、いわば「話す台本」になるのですから。音声は別に台本見ながら話しても良いですよね?動画だとこれはできませんけど。

間違ってはいけない2つのこと

発信において企画をまとめる方法はお伝えしましたが、企画がたてられても的はずれになってしまうこともあります。

それは、

・「おもしろさ」を勘違いしないこと
・目的がぶれてしまうこと

の2つです。

◆「面白さ」は決して「Funny」だけじゃない

これについては、ひきたよしあきさんのVoicyの番組で「もっとも効率的に成功するコツは?」というタイトルでひきたさんが非常に大事なことを語られていました。

ひきたさんはスピーチライター・コラムニストをされています。「コラムニストだからトークの面白さではなくコラムとしての視点・題材・内容として話している」とおっしゃっています。

"面白さがすべてではない。聴いてもらいたい人にとって、聴いて役に立てること"
"コラムニストだからトークの面白さではなく、コラムとしての視点・題材・内容として話している"

いわゆる「interest」(興味深い面白さ)にあたるのではないかと考えます。

たしかに「Funny」の意味での面白さが言えるとファンが付きやすいです。しかし、世の中の人すべてが「Funny」ができる人ばかりじゃありません。(かくいう僕もそう)

であれば、聴いて役に立てる・勉強になる・元気になる・癒しになる…という内容で良いのです。もちろん、聴いている人(リスナー)の価値観や属性、シーンにもよりますのでしっかりリサーチしないといけないのかなというところはあります。

◆目的がぶれてしまってはNG
もうひとつ間違ってはいけないことは「目的がぶれてしまうこと」です。目的がぶれてしまうとユーザーは「この人、何が言いたいのかわからない・・・」となってしまいます。

Voicyでパーソナリティーをされているスタイリスト兼ビジネスプロデューサーのMBさんのオンエアで


”(あなたのブログで)「ラーメン食べました」なんてどうでもいいでしょ”

という厳しいツッコミがありました。

たしかに芸能人ならまだしも、一般人である私達が(ラーメン専門家でもない限り)ラーメン食べたことを伝えられても「ふーん、だからどうしたの?」ってなりますよね。
ラーメン食べたことを発信することで、リスナーや読者の問題を解決できるのでしょうか?

何も目的がなければこのような結果になってしまうのも無理はありません。


「じゃああなたの目的はなによ?」ってツッコミが入るかと思いますが、私の音声やwebの目的は

営業・採用の問題に対して手助けしていくこと

営業や採用の問題解決をしたい人に対して、音声やwebを使ってもっと手早く解決できるようにしたいからです。
営業や採用活動はとにかくコストが掛かります。これらのコストって本当に必要なものなのでしょうか? 音声やwebを効率的に利用していくことで間違いなく解決できるものです。

すでに実践されている方が多くいらっしゃるのですから。

余計なコストが削減でき、しかも効果が現れたら良いですよね。営業も採用の現場でもお客様に喜ばれて三方よしになれば最高ですよね。

こういった状態が広がればいわゆる「幸せ」になっていくと考えます。私が立ち上げている合同会社サン-リブが「身近な人たちから幸せにしていく」を
ミッションにしていることがもとにあるので「身近な人たちから幸せにしていく」ことから考えて目的を設定しています。

ちょっと話がそれましたが、発信する内容について常に「目的に沿ってなようであるか」を考えていくことが欠かせません。

話すネタがないを解決する方法まとめ

◆4つの「W」を意識する

What trouble…どんなお悩みを持つ
Whom…誰に
What…(役立ててもらえる)何を
What future…どのような未来を実現させたいか

の4つの「W」を意識しましょう。
「具体的な誰」についてはより鮮明になるように、ペルソナ設定をしていくことで非常にターゲットが絞られます。

◆当日に考えない
当日にいきなりアドリブするのはなかなか無理なことです。常にネタを集め、マインドマップに落とし込んでいく習慣をつけましょう。一週間分をまとめてマインドマップにまとめて、何回かに分けて配信するのもありです。

◆Funnyの面白さばかりがすべてじゃない
Funnyのおもしろさができるのは一部の方だけ。皆が皆、Funnyばかりをもとめているわけではありません。

◆目的を間違えない
音声チャンネルの目的はなんですか?その配信内容は目的に沿ったことですか?これを常に頭の片隅に置いておきましょう。

おわりに

トークであなただけの考えや魅力が伝えられるポッドキャスト企画制作配信代行サービス「ラジクリ!」は、現在ポッドキャストで配信したい方をお待ちしております。

現在、こちらの方・企業を特に募集しています。

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