「関係性の質」から始まる組織の成功循環モデル

採用や教育にも密接に関係する組織開発
組織の成功循環モデルの解説をしていきます

1.好循環と悪循環のスパイラル構図を把握しましょう

（好循環）
•関係の質
•思考の質
•行動の質
•結果の質

（悪循環）
•結果の質
•関係の質
•思考の質
•行動の質

2.良くするためには「関係の質」から

考え方が〇〇、行動が〇〇、結果が〇〇と
どこから手をつけていいかわからなくなる時があります。
その時は、まず「関係の質」から見直して改善してください。

3.「関係性の質」とは

関係性の質は、人と人、あるいは組織と組織、またはそれらの組み合わせ
の質を指します。関係性の質が高い場合、信頼、尊重、理解、協力、そして共感のレベルが高くなります。要素を解説します。

信頼

• 関係性の質を高めるために最も重要な要素の一つが信頼です。信頼がある関係では、お互いに対して素直であり、約束を守り、秘密を守ります。信頼のある関係では、コミュニケーションが円滑に行われ、問題が発生した際にも対処がしやすくなります。

コミュニケーション

• 関係性の質は、コミュニケーションの質にも大きく依存します。オープンで率直なコミュニケーションがあり、お互いが意見や感情を正直に表現し合う関係では、誤解や不満が解消され、信頼が深まります。

尊重

• 関係性の質が高い場合、お互いに尊重し合うことが重要です。相手の感情や意見を尊重し、自己の意見を押し付けたり、侮辱したりしない関係は、健全な関係と言えます。

理解と共感

• 関係性の質が高い場合、お互いが理解し合い、共感し合うことができます。相手の立場や視点を理解し、共感することで、より強固な関係を築くことができます。

協力とサポート

• 関係性の質が高い場合、お互いが協力し合い、支援し合うことができます。困難な時に支え合い、共通の目標に向かって協力することで、関係性が強化されます。

これらの要素が組み合わさることで、関係性の質が向上し、健全で満足度の高い関係が築かれます。関係性の質が高い場合、個人や組織の生産性や幸福感が向上し、共同で目標を達成するための基盤が強化されます。

最後に

「関係性の質」に深く関係するキーワードとして「信頼」があります。
信頼を深めるためには別の機会に詳しく述べますが、一つご紹介すると
ヒントは「自己開示」です。
コレをうまく活用すると信頼関係の第一歩になります。