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セグメント配信|MGReの機能紹介 ♯5

こんにちは!
メグリ株式会社でコンテンツ制作を担当している、永井です。

今回はMGRe(メグリ)の「セグメント配信」機能を取り上げます。
この機能は、顧客に合わせた情報発信をすることで、顧客ロイヤルティやエンゲージメントの向上に貢献します。

「いろいろな手段で情報発信をしているが、なかなか見てもらえない…。」
「顧客の離脱が多くて困っている…。」

このようなお悩みを持つ方には特に役立つ機能ですので、気になる方は参考にしてみてください。

<この記事でわかること>

  • そもそもセグメントとは何か?

  • セグメント機能の仕様って?

  • 料金はかかるの?


そもそも、セグメントって?

セグメントとは、ユーザーの特徴や購買・行動履歴などの切り口から、共通点のあるユーザーをグループ分けすることです。

ユーザーのグループ分けは、大きく分けると【1】属性、または【2】行動によって分類されることが多いです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

属性によるセグメント

属性によるセグメントでは、年齢、居住地、性別、会員ランクなど、顧客のプロフィールや状態を切り口に区分します。

上図のように、たとえば「店舗がリニューアルするタイミングに合わせて、会員ランクが高い顧客のみを選択して先行イベントの案内をする」などといった運用ができます。

行動によるセグメント

次に、行動によるセグメントでは、購買活動やイベントへの参加といった顧客のアクションをもとに分類(※)します。

たとえば、直近一か月以内にECサイトを利用した新規ユーザーに向けて、リピート購入を促すために限定クーポンを配信する…といった活用ができます。(※)

セグメントの概要や具体的なやり方については、こちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方は参考にしてみてください。

セグメント配信ってどんな機能?

MGReの管理画面では、ニュースやお知らせなどのコンテンツ配信機能を利用する際にセグメント配信の設定ができます。

つまり、「セグメント配信」という独立した機能が設けられているわけではなく、各機能から配信先の範囲を選択できるのです。

標準機能として搭載しているので、契約プランやカスタマイズ有無を問わず、皆さんにお使いいただけます。

4つのセグメントタイプ

MGReの管理画面では、4つのセグメントタイプを選択できます。

  1. 全ユーザー

  2. ユーザー属性

  3. ユーザーID

  4. 会員種別

なお、現時点では冒頭でお伝えした「ユーザー属性」に該当するもののみを選択できます。(ただし、「ユーザーID」のみ、行動データを抽出できる方法があるので後述します。)

各機能におけるセグメントタイプの選択肢

1. 全ユーザー

文字通り、MGReをダウンロードしているすべてのユーザーに向けて発信できます。
ただし、プッシュ通知については通知許可をしているユーザーにのみ送られます。

2. ユーザー属性

連携元の会員システムに登録されているユーザーの情報や、MGReアプリ内に登録されているプロフィール情報をもとにセグメント設定ができるようになります。(会員連携には追加でのカスタマイズが必要となります。)
たとえば、以下のような切り口から配信先のユーザーを選択できます。

  • 会員ランク

  • 誕生月

  • 性別

  • 居住地(都道府県)

  • お気に入り(フォロー)店舗

  • フォロー中ブランド(※)

※マルチブランドオプションを利用されている場合のみ。詳しくは弊社までお問い合わせください。

3. ユーザーID

CSVファイルを手動でアップロードする形で、配信先のユーザーIDを指定できる機能です。

ユーザー指定の方法としては、外部のCRMシステムやMAから抽出したユーザーリストや、購買データを元に作成したリストなどが考えられます。

前段でお伝えしたような、行動によるセグメントを活用したい場合には、連携先で得られる行動/購買データをもとにリストを抽出できれば、実現可能となります。

4. 会員種別

会員ランクをはじめとした、連携元の会員システムにある情報をもとに、MGRe上でも会員種別に合わせたセグメント設定ができるようになります。(会員連携のカスタマイズが必要となります。)

たとえば、レギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールドといったように会員ランクが分かれている場合、

  • ブロンズランク以下に対してリピート購入を促す発信

  • シルバーランク以上に対して顧客ロイヤルティ向上を促す発信

上記のように発信を切り分けられます。

余談ではありますが、MGReの会員証機能では上記のような会員ランクにあわせて券面を変更することが可能です。

詳しくはこちらの記事をお読みになってみてくださいね。(該当箇所に飛びます。)

セグメント配信機能へのこだわり

MGReでは、ニュースやクーポン、プッシュ通知などのあらゆる標準機能において、追加費用無しでセグメント配信を利用できます。

こだわりポイントとしては、「機能」と「料金」の2つの側面があります。

機能の仕様について

アプリ開発を行う類似サービスの中には、そもそも会員情報の連携が出来ておらず、会員証など特定の機能でしかセグメントが利用できないケースは多いです。

このような仕様だと、顧客の特徴や興味関心を無視した発信をしてしまうリスクが高まります。

その結果、ブランドに対するモチベーションが下がったりネガティブな印象を与えてしまうこともあるでしょう。

せっかく、顧客とのより深い関係を築きたくてアプリを導入したのに、そのアプリが離脱のきっかけになってしまっては本末転倒ですよね。

そういった背景から、MGReでは標準機能のすべてのコンテンツでセグメント配信を利用できるようにしています。(※)

MGReと他サービスのセグメント機能の違い(弊社資料より)

※会員システムとの連携が必要となりますので、詳しくは弊社担当者までお問い合わせください。

料金について

MGReでは、セグメント配信の利用には追加料金はありません配信数にも制限はありません

その理由は、セグメント配信機能を積極的に活用していただきたいためです。
せっかくアプリを導入してマーケティングに活かしたいのに、追加費用がかかることによって行動が鈍化してしまったり、萎縮してしまったりするのを避けたい思いがあります。

ビジネスの観点でも、MGReはMAU課金を軸としているため、アプリから発信される情報の質が高まり、アクティブユーザー数が増えることを期待しています。

「MAU課金って何?」と思われた方は、こちらの記事で詳しく紹介しているので、よければ覗いてみて下さいね。

まとめ

今回は少しボリュームの多い内容となってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます!

セグメント配信機能について、ざっくりまとめると以下の4点になります。

  • MGReのあらゆる標準機能で利用可能

  • 追加料金なく、使い放題

  • セグメントの活用は、現代のマーケティングにおいて不可欠

  • 顧客が喜ぶ発信がしやすくなり、結果的にユーザーの離脱を抑止できる

「MGReのセグメント機能っていいね!」
「自社でもセグメントをもっと積極的に活用してみようかな?」

そんな風に思っていただけた方は、ぜひメグリの担当者までお気軽にご相談ください。

他の機能についても知りたい!という方は、以下のマガジンで機能紹介をしているので、あわせてご覧ください。


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