「選択の科学」

こんにちは。

株式会社イコム、採用Gです。
まずは、お知らせから。

10月に引き続き、11月のmeetupの募集がはじまっています。
11月は2回。
いづれかの参加でご検討ください。

★土地活用とソーシャルインパクトについて考えよう / 21・22就活生必見
Vol.1
https://www.wantedly.com/projects/526354

Vol.2
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さて、今日のテーマ「選択」。
毎日何かを常に選択し生きている私たち。
最近の研究結果では、1日に一人の方が選択する回数は、35,000回行うという結果があるようです。
朝起きて、食事を摂るのか摂らないのか?何を食べるか?どれくらい食べるか?...確かに朝の食事を摂るということだけで、いくつもの選択を繰り返していることに気付きます。

日本では、NHKの「白熱教室」がきっかけで有名になった盲目の女性教授シーナ・アイエンガー著。
「選択の科学」を取り上げたものです。
「誰一人として、何の制限も受けずに選択をすることはできない」。
大人になることの象徴に、大人になったら好きなだけ...と早く成人になる事を望んだ時期は誰にでもあるのではないでしょうか?
大人になって、どれ程自由に選択ができているのか?
冒頭から、この著者はそれを挫くとこから始めます。
選択は自分を取り巻く「環境」に影響する。
環境から受けた選択がどのように働いているのか?も、ここでは説明されています。

二つ目。
選択肢が多いことが必ずしもいいことだとは、限らない。
企業が採用を行い、多くの面接者から良い人材を見分けるのは、簡単です。
理由は、どんな学生が集まったにしろ、選択をする際に決めているのは極めて一つの選択肢に近いものさししか持っていないからです。

例えば、理想の人物像。ここで見ているのは、既にある人材採用の中で、成功したモデルが存在していること。
傾向に多少の違いはあったにしろ、自分たちのチームメンバーにある素質で測ることは然程難しいものではありません。
一方で、学生側においてはどうかと言うと、一つのものさしで測れる選択を絞り切れている人は、そう多くはありません。
業種はどうか?会社の規模はどうか?給料はどうか?
注意しなければならない選択肢が多過ぎ、選択する心理的不安も増えて結果的にうまくいかないということに繋がるということをここでは説明されています。

結論から言い、最初からいらない選択を省くことができていれば、うまくいくということになるのですが、それがなかなか選べないというのがよりこの問題を複雑にしているのかもしれません。
あなたなら、何を省きますか?


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