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主役はスタッフ!患者さんに価値を作り届けるために院長として大切にしているたったひとつのこと

『高校生で意識した医師への道』

-これまでのご経歴について教えてください。

・2011年東京医科大学卒
・2014年東邦大学病院大橋医療センター耳鼻咽喉(いんこう)科入局
・2019年髙畑耳鼻咽喉科 副院長就任
・2021年髙畑耳鼻咽喉科 院長就任

「髙畑耳鼻咽喉科医院」の歴史は古く、1959(昭和34)年に横浜市瀬谷区三ツ境の地で私の祖父が開業したのが始まりです。
その後は父が受け継ぎ、「いつかは自分が3代目になる」と意識し始めたのが高校時代。

実は…外資系企業などスーツを着て外国人とやりとりをする仕事に憧れていたので、進路は悩みましたが医師を目指すと決めてからは医学の勉強に打ち込みました。

東京医科大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大橋病院に勤務しました。
慌ただしい医療現場での経験や鍛錬を通じて、最新の技術や知識を習得することができました。

そして髙畑耳鼻咽喉科医院へ副院長として戻り、昨年10月には父が理事長に、私が新院長に就任しました。

『耳鼻咽喉科を患者さんへの長期的なサポートができることを一番に考えたから』

-なぜその中でも耳鼻咽喉科の道を進もうと決められたんですか?

耳鼻咽喉科を選んだのは、父の背中をみて数ある医科の中でも耳鼻咽喉科という学問が身近だったことはもちろんですが、診療を通して患者さんの健康への困りごとに対し長期的に密着してサポートのしやすいと魅力を感じた感じたためです。

耳鼻咽喉科が向き合う耳・鼻・喉は、人間の五感のうち聴覚・嗅覚・味覚を司る大切な部分。
食事や会話は活き活きと生きていく上で必要不可欠な営みであり、健康寿命にも大きく影響します。
当クリニックでは単に悪いところを治療するだけでなく、患者様に耳・鼻・喉の重要性や知識を深めるお手伝いをしていくことも、地域社会への貢献の一つと考えています。

「薬に頼らず、処置して治す」ことを心掛け、耳管通気療法、超音波検査、レーザー治療をはじめ、コーンビームCTを導入してより的確な診断を実現。さらに高齢化社会に対応すべく補聴器外来も設けています。
継続的・長期的な治療を続けるには患者さんの病気に対する理解と納得も必要だと思っていますので、治療を始める前に患者様に耳、鼻、のどのどこに問題があり、なぜこの症状が起こるか丁寧にご説明し納得してもらったうえで治療を行っています。

患者様には治療の提供だけでなく安心感と耳鼻咽喉科の知識を提供できるクリニックを目指しています。

『地域づくりの一手を担いたい』

-髙畑耳鼻咽喉科医院が目指しているビジョンを教えてください。

地域全体により良い医療サービスを提供し、地域づくりの一手を担いたいと思っています。

私が院長に就任してからまず最初に行ったのが、当院の存在価値を言語化し、経営理念という形で明文化しました。

患者さんに対して髙畑耳鼻咽喉科医院は何を提供していくのか?
患者さんは髙畑耳鼻咽喉科医院に何を期待していただいているのか?
患者さんが提供したい・提供していくべき医療サービスはどんなものなのか?

これらを突き詰めて考え、以下にまとめました。

“医療を通して地域の方、当院に関わる方に耳鼻咽喉科を広く知ってもらい、健康で豊かな人生を送る支えとなるクリニックを目指します。”

内科と耳鼻咽喉科の違いってなんなんだろう?
意外と知られていないこともあり、実はそれって耳鼻咽喉科の領域なんですよ…!ということが多くあります。
我々はプロとして治療やサポートをさせていただきますが、患者さんにとって正しい知識を持っていただくためのサポートをすることも我々の役割だと考えています。少しでも自分自身の体のことや健康について少しでも興味を持っていただきたいなと思っています。

『主役は当社で働いてくれているスタッフ。ただ働くだけの場ではなく、スタッフが活躍・輝ける場作りをすることが院長としての役目』

また、当院で働くスタッフさんに対して当院が提供できること、提供したいことはなんなのかも考えました。

“スタッフが物心両面の幸せを追求し、やりがいと成長と楽しみを感じられる職場を目指します。”

当院は医療を通して地域に貢献することと同じくらいその活動を通してスタッフの働きがいを高め、成長する場を設けることも大切だと考えています。
心と体に寄り添う医療はスタッフが心身豊かになり、仕事にやりがいと幸せを感じずには達成できません。

クリニックとは「医療+サービス」を通じて、安心や快適を提供する場所であり、良い医療の提供を理由にサービスを疎かにしていいと私は考えていません。患者さんにとって「こんなサービスあったら良くないですか?」や「こんな院にしていきたいですよね!」という些細なことでも良いのでアイデアが生まれ、それを実現できる院にしていきたいと思っています。
スタッフとして入っていただく方にも、クリニックにとってプラスになることであれば、業務以外のことであってもどんどん介入し、改善へとつなげてもらえると嬉しいです。

年齢やキャリアの壁を超え、誰もが気軽に発言・発信しやすい環境を作るのが私の務めですから。
そのため主役は働いてくれているスタッフであり続けたい。

せっかく髙畑耳鼻咽喉科医院で働いてくれて、関わってくれて、スタッフひとりひとりの人生において大きなきっかけとなるようなものを提供したいと思っています。

ただ働くではなく、何か自分自身の武器や強み、やりがい、目標などなんでも良いので、得てほしいなと。
それがスタッフさんにとっての大きな財産になるんじゃないかなと思っています。
失敗しても全然良くて、自分で考えて、行動してみて小さくても良いので成功体験を持ってもらいたいなと思っています。
そういった意味も込めて考えました。

また、現在職場環境の改善についても進めています。患者さんと接する時間は医師である私よりも、スタッフさんの方がはるかに長いです。私にとってスタッフの心身の余裕がクリニックのサービスの質の良し悪しにつながると考えています。可能な限り余裕を持って業務を行える体制を作り、患者さんにとって、スタッフにとって最適な場所として髙畑耳鼻咽喉科医院を作っていきたいと思っています。

『もっと身近に、もっと気軽に。スタッフの経験を活かす社風が生み出す新しい価値』

-ビジョン実現のために現在活動していること、今後活動予定でいらっしゃることを教えてください。

患者さんに耳鼻咽喉科を知ってもらうためには、興味を持ち受診して頂くことが重要だと考えています。

もっと身近にもっと気軽にを意識して、3月からネット予約の新設、インスタグラムやLINEなどSNSを通じて高畑耳鼻咽喉科を身近に感じ気軽に受診しやすい環境を整えていく予定です。

情報は貴重な価値ですので、混雑状況なども患者さんに向けて発信していき、よりよい空間作り、場づくりをしていきたいと思っています。

昨年入社したスタッフは前職はお花屋さんで医療業界の経験は皆無でした。彼女には医療業務はもちろん、前職での経験を生かしInstagram、LINEなどSNSを通して当院のPRをお願いしています。
「患者さんにとっての最適なサービスづくり」と「スタッフの活躍できる場」を掛け合わせていき、こういった事例をどんどん増やしていきたいと思っています。

一方正社員を含めてスタッフの採用を最重要テーマとして掲げ、診療だけでなくシステムや広報、教育など部門別に仕事の幅を広げられるような院にしていきたいと思っています。
単純にスタッフのキャリアアップできる場、活躍できる場を増やしたい。

昨年は前職が投資会社でシステムを担当していた方が当院の理念に共感して入職してくださりました。彼には前職のキャリアを生かし予約システムなどサービス面で遅れをとっていた当院に改革の風を吹き込んでもらっています。

歴史のあるクリニックですが過去の伝統にとらわれず、個々の意見をくみ上げられるようにし、誰もがクリニックの発展に参加・寄与できる環境作りを進めています。

病院やクリニックを会社として見立てた時に、医療業界ですので医療サービスを提供するのは当たり前なのですが、その中でも別の分野に挑戦できる環境があっても良いと思っています。
院長が決めたことを粛々とスタッフがやるトップダウンではなく、スタッフから声が上がり、ボトムアップで院を作っていく考え方もありだと思っています。
それが結果的に髙畑耳鼻咽喉科医院がトータルで患者さんにとって最適な場所になっていき、それを作っているスタッフもやりがいを持って働けるのではないかと考えています。

院長になってから少しずつ私自身が理念を伝え、スタッフの声を聞く制度を導入した結果、どんどん意見が出るようになってきたことが非常に嬉しいので、今後も続けていきたいですし、今後入社してくれるスタッフにもこの考え方や社風を知った上でお越しいただきたいですね!

現在スタッフを大募集しています!

是非当社の理念や想いに共感をいただける方、ご応募いただければと思います。まずは堅苦しくなくカジュアルにお話しさせてください☆

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