vol.0148 面接で何を聞いたらいいかわかりません。(5/5)

vol.0144 面接で何を聞いたらいいかわかりません。(1/5)」から
始まった5部作遂に今回で完結です。

■目的1:自社で活躍ができる人材なのかどうかを知りたい
■目的2:自社を将来の有力な入社先として考えてほしい
■目的3:内定承諾意志を固めてほしい


今回は
■目的3:内定承諾意志を固めてほしい
の解説をして締めていきます。


■目的3:内定承諾意志を固めてほしい

最後の意志固めのための面接となります。

この頃になると、
就活生は複数社から内定を取得していて、
しかも、どこかの内定を選ぶということは、
他の内定を辞退することとなり、
決め切れずに困ってしまっている状態に
陥っている
可能性が割とあります。

この状況を打破して、
他の企業の内定をすべて辞退してもらい、
自社に決めてもらうことが、
この面接に課せられた唯一の目標になります。


どこもいいと思うし、どこを選んだら正解か
わからないと疲弊して考えるのが嫌になっている
就活生に対して、自社への決断こそ最良と
推すのはあまりお勧めできません。

おそらくは他の企業の担当者は
そのような対応をされるはずだから、

「どこの担当者もそう言いますよね。。。」

と心に届かない言葉となってしまいます。

必要なのは説得ではなく納得です。

この面接において、
目の前の就活生の心を動かすのは
言葉ではありません。姿勢です。

最後の最後まで、
面倒がらずに学生と向き合い続ける。

そしてプレッシャーにならない程度に、
目の前の就活生をどうしてあなたが採用したいと
思っているのか?を改めて伝えるのもアリです。

結局最後は理屈ではなく感情が決断することになります。

どうか最後まで、
向き合い続けてください。


ただ実は

採用職人が支援しているクライアント様では、
この目的3なる面接を行うことは異例です。

ここまで泥沼になってしまうと、
就活生の心をこちらに振り向かせるために
どのくらいの期間と労力が必要になるかが
見えなくなってしまうので、
できれば沼に落ちる前に手を打っておきたいと
考えてしまうからです。

じゃあどうするのか?

最大火力の感動を与えられる最終選考会で
他社の存在を一気に吹き飛ばします。

当然100%の確率で吹き飛ばせるなんて
魔法は存在していないのですが、
結果的に、目的3の決め切らせる面接が
必要になるケースはとても稀。

最終選考会の火力が強過ぎて
学生が自分から違うかもと辞退されてしまう
ことはありますけどね。

でも、できるならば、
その3まではせずに終わらせたいと思っています。

おそらくこれは他社も同じだろうと思いますので、
本当に欲しいと思う就活生であるならば、
実行する価値はあります。

試してみてはいかがでしょうか?


最後までお読みいただきありがとうございました。
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