vol.0046 結局、今の世代に合わせていくしかないんですか? (2/3)

前回の続きです。
今の世代に合わせていかなければならないのか?
という質問に対して、

採用面、教育面、組織化面の
3点にわけて解説をしていく中で、
前回は採用面、今回は教育面について
解説をしていきます。


■教育面

教育の目的は何か?
と言うと、ずばり活躍してもらうこと
ですよね。

ということは、
どれだけ成長角度の高い教育方法が
あったとしても、それに全力で取り組んで
もらえないのであれば、
それはただの絵に描いた餅でしか
ありません。

ムキムキの筋肉を身に付けたいと思って、
500kgのベンチプレスを上げられるように
なればムキムキだと思っても、

「そんなの持ち上げられない」

と誰もが触れなければ、
50kgのベンチプレスよりも価値がない
ということになってしまうということです。


いくら、教育者側が、
この宿題をやってきてもらいたい
と思っても、
教育を受ける側が、
その宿題に前向きに取り組んでくれなければ、
成長は積み重ならず、不満だけが積み重なる
という残念な結果を作ってしまいます。

ということは、
教育というのは、
教育を受ける側に合わせて
メニューを組んでいかないと価値を
発揮しづらいということですね。


例外はあります。
この例外になりたいと
心の底から思います。

その例外とは、
自社が大変なブランド企業であり、
自社に在籍しているということが、
社員からすれば大きなステイタスになる。

そして、ついてこれない者は脱落する
という競争原理ができあがっていれば、
教育手法に対する工夫はなくても大丈夫です。

むしろ、教育というのは、
「その気にさせる」
というハードルを越えると、
既に目標の8割くらいはクリアした
という感覚ですので、
何によって「その気にさせるのか?」
というだけの話ですね。

教育における
「その気にさせる」
これは今の世代のモチベーションを
満たすことが手っ取り早いですので、
今の世代に合わせる必要があります。

その気にさせさせてしまうことが
できたならば、
教育のメニューに関しては、
今の世代がどうではなく、
今の時代に活躍できるだけの
能力を継続的に身に付けていける
ようにするという実行の段階に
なりますので、

ここには、今の世代に合わせる
という思考はなくて良さそうです。


次回はラスト組織化についてです。
解説をしていきます。



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