vol.0014 若手社員がやる気をもって働くためにはどうすべきか?

若手社員がやる気をもって働くために
どうしたらいいかですね。


若手に限らず、
社員がやる気をもって働くために必要なことは、
社員が仕事を自分の「やりたいこと」と
思えていなければなりません。


僕が大切にしている考え方の一つに、
「人は自然界の産物であり、工業製品ではない。」
というものがあります。


人は工業製品ではないので、
役割があれば、自我をなくして、
一心不乱に目の前のことに取り組む
なんてことはないのですよね。


感情があります。


感情が嫌だなと思っているのに、
指示や命令で無理やり聞かせるのは、
相手が指示や命令に従わない方が、
自分に不利益があると思っている間
だけです。


やる気を持って取り組んでも、
やる気を持たずに取り組んでも、
さほど変わらず、
やる気を持たない方が利得が高いと
社員が思ってしまったら、
指示命令ではなかなかやる気になって
もらうことはできません。


なので、
単純な話ですが、
仕事を一生懸命取り組むということが、
その社員の願望に入るようにしてあげれば
よいということになります。


さぁどういう方法が考えられるでしょうか?


あまりお勧めしないのは、
金銭モチベーションをかけることです。
金銭で動かすと、もっと高い報酬を出せる
会社に移ることの方が、その社員にとって
利得が高いことになってしまいます。


ただ、達成モチベーションをささやかな
金銭や少額のプレゼントで祝うのはアリです。
月額にしてせいぜい2万円までですかね、
できれば、それは通常の給与口座ではなく、
直接渡しか、別口座を指定できると
既婚者はとっても喜びます。


さきほどの金銭モチベーションとの違いは、
一番は達成を共に喜んでいることに
モチベーションをかけているという点です。


王道は、
仕事の意義ややりがいから
それを生きがいにしてもらうことです。


これに欠かせないのは、
活躍できる程の業務遂行能力をつけて
あげることです。


ゲームと同じで、
操作が慣れていないとなかなかうまく
ゲームの攻略ができずにストレスが
たまってしまいます。


少しずつゲームが上手になってくると、
基本操作だけでなく、ちょっと上級の
プレイをしたくなってきます。


周りの誰よりも上手になってくると、
自信が付きます。この分野は自分に任せろ
と仕事そのものが自己肯定感を満たす
ものに変貌していきます。


こうなれば、
その人の働きによる恩恵について、
「本当これすごいよね。」
「うちの会社の宝だよ」
とか、嘘じゃなく言えるなら言ってあげると
喜びますよね。


自分が自信をもっていることを
認められるのは嬉しいものです。



どうですか?
社員にやる気をもって働いてもらうためには、
その社員が活躍できるだけの能力を身に付け
させてあげて、その人の仕事を喜べばいい。
すごく単純です。


ぜひ、やる気にさせたい社員を
活躍できる社員にしてあげてください。



じゃあどうやってやる気のない社員を
活躍できるレベルまで努力をさせられるか
ですか?


それは、
また次の機会にでもふれていきます。



最後までお読みいただきありがとうございました。
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