vol.0058 飲食店でパート・アルバイトの採用が年々厳しくなってきています(3/3)

前々回前回では、
景気が悪化していることで、
パート・アルバイト募集市場に、
短時間正社員という黒船が来航し、
パート・アルバイトの方の採用が
激戦になってしまっている。

というところを解説していきました。

この記事では、
じゃあ、どうやって手を打てばいい?
とを書いていきます。


競争相手がパート・アルバイト募集者ではなく、
(短時間だけど)正社員募集者が加わります。

正社員募集は、
一人採用することに対する金銭的影響が大きいので、
パート・アルバイトの募集よりも、多くの予算を
割けるという企業は多いと思います。

そうなると、
パート・アルバイトの募集市場は、
募集PRにかける予算平均が高まる。


広告合戦になったら、
小さな飲食店では太刀打ちできないので、
かなり媒体を絞って広告を出すということ、

そして、広告に載せるメッセージは、
仕事内容、条件だけでなく、
「私はどうしてその仕事をした方がいいの?」
という求職者の潜在的な働くニーズを
満たしてあげられるようにも工夫を
した方がいいですよね。


広告媒体の選定は、
自店の場所によってかなり地域差が
出てくると思います。

なので、
今現在一人もパート・アルバイトの方が
在籍しておられない店舗だと使える手では
ないのですが、
もし複数人いらっしゃるのであれば、
その方々に日ごろ目を通す媒体の確認は
して方がいいでしょうね。

新聞の折り込みチラシなのか、
ローカルのアルバイト情報誌なのか、
ネットサーフィンをよくされるのか、
Youtubeを見ることが多いのか、
はたまたTwitterを見ているのか、
Instagramということもあるでしょう。

とにかく、
今働いている人と親和して、
一緒に働いてくれることを考えるのであれば、
今働いている人と近いライフスタイルで
目にする可能性の高い媒体を広告媒体として
選定をした方が良いかと思います。

最近リファラルという言葉も
一周したような感覚もありますけれど、
今働いてる方々に対して、
一緒に働く人を紹介してもらい、
広告掲載料の代わりとして、
紹介手数料として、
時給アップだったり、
一時金の紹介手数料をお支払いする
というのも有効です。

リファラルで入ってきてくれると、
人間関係の構築がゼロからではない
ことがありますので、定着にも有効かと
思います。


「私はどうしてその仕事をした方がいいの?」

に関しましては、
まぁ頭を使って考える以外の方法は
ないですよね。

コンサルティングしている時に、

「そこのノウハウは公開しないんですね。」

と言われることがあるのですが、
自分自身、どうしてその解答にたどり着いたのかが
言語化できていないので、

「隠しているつもりがあるのではないのですけどね」

としかお応えできないのですよね。



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