採用代行(RPO)とは

IT企業で人事等をしながら複業で採用代行(RPO)を行っている石田 将大(いしだ しょうた)と申します^ ^
今回は「採用代行」について、お話ししたいと思います。

ヘイヘイさんによる写真ACからの写真

■そもそも企業が採用をする目的とは

 企業により多少の違いはあるかもしれませんが、私たち採用担当は、主に下記の目的を意識しながら採用活動を行っております。

1.経営戦略の支援
 企業の将来を担う人材や困難課題達成に欠かすことのできない人材など、数々の戦略におけるキーパーソンを企業外から探し出して、人の供給により経営戦略の実現を支援する重要度の高い企業活動だと考えております。

2.組織の活性化
 基本的に集団は慣れや同質化の圧力により緩んでいきます。定期的に緊張感を生むためにも新しい人材を供給することが重要です。新しい社員が入ってくることで、既存の社員も「新参者には負けたくない」等の感情によりやる気がアップします。また、新しい社員を教育することにより、社員の成長機会にも繋がりますし、自身の業務の見直しにもなります。

■採用代行とは

 採用代行とは、企業における採用活動の一部または全部をアウトソーシングすることです。ちなみに、採用代行をRPO(Recruitment Process Outsourcing)と表現するケースもあります。
 昨今の人手不足により、人事部に適任者が少ない、またはいない状況やベンチャー企業等でまだ人事部がない企業等でよく利用されており、人事部門に特化した業者に委託するサービスになります。

■採用代行に依頼するメリット

・採用活動のプロが一緒に業務を行う
・他の業務に時間を割ける
・ミスマッチリスクが軽減される

■採用代行に依頼するデメリット

・採用代行業者へのコストが発生する
・人事採用のノウハウが自社内で蓄積されにくい
・求める人物像をしっかりと打ち合わせないと結局ミスマッチが起きる

■採用代行業者に依頼できる業務範囲

採用活動の業務フローは下記4つのフェーズに分けられます。
1.採用計画の立案
 
経営課題や事業戦略から採用における目的を明確化したうえで、一定期間における採用人数を予算も含め採用計画検討します。また、自社が求める人物像(ペルソナ)を明確化します。

2.母集団形成
 
採用計画のなかで決定した人物像(ペルソナ)と自社の魅力から最も効果的でかつ予算内に収まる採用手段を決定します。

3.選考
 母集団から母集団形成ができれば、書類選考や面接等により応募者の選考に移ります。

4.内定者決定・フォロー
 選考が終了後、入社してもらいたい応募者に内定通知を行い、無事に入社してもらえるよう内定者のフォローを行います。

以上が大まかな基本的な採用活動の業務フローとなります。この業務フローの中に、例えばスカウトメールや求人広告の出稿、人材紹介会社の活用など様々な方法が含まれます。
採用代行を行う業者が、どこまでの業務範囲を行えるのかについては、業者により違いがあります。
ちなみに私たち採用会議では、
「4.内定者の決定・フォロー」は要相談となりますが、他は全てご依頼いただくことが可能です。

採用活動は自社で行うことが当たり前に思われていますが、自社に採用活動のナレッジがなかったり、規模が小さく専任者がいない、経験の浅い人事スタッフしかいない等あれば、積極的に活用することをおススメ致します。


今後、noteで私たちのナレッジを共有してまいりますので、みなさんが所属している会社や組織でも活かせる、お役立ち情報がきっと見つかります😊

また、何か採用の困りごとなどございましたらお気軽に採用会議までご連絡ください^ ^

ぺらいち【事業内容】
https://peraichi.com/landing_pages/view/saiyokaigi2

LINE公式アカウント
採用会議〜採用でつながる未来に寄り添う〜
ID:@653mkwty

Twitter【つぶやき】
https://twitter.com/saiyo_pro

Facebook【広報】
https://www.facebook.com/saiyoukaigi/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?